寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

さらばアルハンブラ宮殿 再びパリへ

2015年03月30日 09時25分39秒 | 旅行記

 グラナダ滞在最後の日、アルハンブラ宮殿に別れを告げてパリへ向かうことにしました。何故パリかというと航空機の発着便がパリになっていたからです。
 初めはグラナダから鉄道を乗り継いでマドリードへ行くことにしていたのですが、時間に余裕があったのでバスに乗ってゆっくりと景色を見ながらLINARESーBAEZAへ行きそこからマドリード行きの列車に乗ることにしました。
 バスはよく晴れた中を山越え川越えてある地方のバスターミナル駅に着きました。うかつにもそこがLINARESと思ったのですが何か違う雰囲気なのでバスの運転手や歩いている人に聞いてまわったのですが全く言葉が通じません本を持っていた学生風の人にも聞いたのですが言葉が全く通じないので困ってしまいました。ウロウロしていると、1人の男性が近づいてきて"どこへ行きたいのだ”という風に身振りで示してくれました。私のスペイン語は全く通じないので地図を出してここへ行きたいと示すと男性は私もそちらの方へ行くので一緒にこのバスに乗ろうといって案内してくれました。その町はBailenという名の町だそうで、そこからLINARESという大きな市へ行きそこでバスを乗り換えて件の駅へ行くと言うことでした。

このバスに乗ってLINARESにつきました。マラガからグラナダへ行くときに乗ったのもこんなバスでした。

 LINARES市までは1時間ほども掛かったように思いました。列車の発車時刻もあり、バスに乗ると知らない町だったので長く時間が掛かったのかと思ったのですが実際にはもっと短かったかもしれません。LINARESについてそのままバスに乗っていましたが、ここで乗り換えると言うことを思い出してLINARES-BAEZA行きのバスに乗り換えました。そうして駅に到着したのは列車到着20分ほど前でした。危うく乗り遅れるところだったのです。見知らぬ旅行者に親切に案内して下さった男性に感謝します。

RENFE というのは鉄道という意味ですね。

駅は多くの場合平屋になっています。ホームは段差のない造りがほとんどでした。

列車の編成を書いてありました。

 列車に乗り数時間して無事マドリードにつきました。マドリードにはまだ見たいところが沢山あったのですが、名残惜しくもパリ行きの寝台車に乗り換えました。列車が発車すると車掌がきてパスポートを預かるといって持って行ってしまいました。
 夕食は食堂車でとりました。食事はスペインワインを飲みながらゆっくり寛ぐことが出来ました。
 その日はとんだハプニングがあったのですが、それもまた旅の楽しみかもしれませんね。
 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿