大学を卒業して仕事をするようになった頃(1966年)、FM
放送でクラシック音楽が放送されているのを知りました。後
輩にS君という人がいまして、この人にFM放送を聞きたい
がと相談しましたらいろいろ装置とその価格を教えてくれま
した。当時プリメインアンプは1Kg当たり1万円というように
質のよいものはかなり高価でした。私の給料は月額3万円
ほどだったと思いますが、手が出ないほどでした。しかしFM
ステレオ放送を聞きたいために貯金をはたいて贅沢をしまし
た。
プリメインアンプ(山水:11Kg) 12万円
受信機(ケンウッド) 6万円
テープレコーダー(テアック) 6万円
ターンテーブル(山水:ターンテーブル1.5Kg:ダイアモンド針付)
8万円
スピーカー は放送局仕様の16cm2個と高音用6cm1個
をもらったスピーカーボックスにセットしたものを2個自作
したものを取り敢えず使いました。後に山水の32cmウー
ハーつきのセットを買いました(1本8万円ほどだったと思
います)。
これらのセットで聞くクラシック音楽はずいぶん心身をいや
してくれました。
ここで思い出しましたが、茅ヶ崎の団地へ転居した頃に通
勤電車で知り合ったFM東海の依頼で毎日15分間番組を5
日間お話ししたことがあります。今でもその放送した内容を
録音したものが保存してあります。今では聞くに堪えないよ
うなものになってしまいましたが.....。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます