寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

自分たちで決めたことを守れなくなった少数の日本人

2017年02月03日 14時46分24秒 | 寓話

 一般の会社員や公務員は、定年になる日まで勤めるという

願望を持っている方が多いと思いますが、高級官僚(国家、

地方を問わず)といわれる人たちは定年まで勤め上げる人は

極く少ないという話を聞いたことがあります。その理由は、

後任人事を早く決めようと言うことが基本にあるからだと言

われています。早く退職して天下り?で就職すると、次々と

2,3年ごとに退職し、そのたびに高額の退職金を手にするこ

とが出来ると言う話しです。もちろんそんなことはないとい

う方もいらっしゃるかもしれませんね。ただそういう方は例

外かもしれません。

 例えば国家公務員が所属する省庁で最も天下り先が多いの

は、昔は文部省だと聞いたことがあります。大学卒業生が就

職難で苦吟しているときでも関係なく天下りをしていたよう

ですね。

 報道によると文科省からの天下りの構造が明らかになるに

したがって、省ぐるみで行われていたとされています。折角

いろんな困難を乗り越えて作った法律をあの手この手でくぐ

り抜けて再就職する。しかも高額な報酬を手にする。またそ

の斡旋をすることによって論外の報酬を手にするものがいる。

文科省と言えば将来の日本を支える子供や若い人たちを育て

る立場にありながら、自分たちは平気で法律の抜け穴を探し

て天下り行為を隠蔽してしまう。こんなことは許されるわけ

がありませんりません。

 関係機関の徹底的な調査と法律違反を立証して、関係者の

然るべき処置をしなければならないでしょうね。この際きち

んとした前例を作ってほしいと思います。


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