寓居人の独言

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世界遺産「富士山」快適登頂(友人の話)

2015年07月27日 07時56分25秒 | 日記・エッセイ・コラム

 梅雨明けを待って友人A氏が70歳代後半の冒険の旅に出発

したいと準備を始めました。

 まずK旅行代理店(以下K社)へ行き富士山登山ツアーに参加

申し込みをしました。K社では65才以上の方の富士山登山ツア

ーへの参加を断っており、どうしてもという方にはK社独自の体

験ツアーに参加して判断するということだった。

 A氏はさっそく体験ツアーに申し込みました。それは標高1200

メートル程度の山へのハイキングというので楽勝だと思ったそう

です。しかし実際には自分の体力のなさに愕然としたそうです。

 そこで富士山へどうしても行きたいというとK社の担当者は富士

山のガイド(Y氏)を紹介してくれるというので依頼しましまた。A氏

はY氏と打ち合わせをした際に自分の年齢や体調などの情報を

提供し、ガイド料や宿泊の手配なども依頼しました。さらに登山に

必要な装備も紹介してもらって購入したそうです。

 A氏は当日バスに乗って吉田口から5合目まで行き、そこで当日

8合目から降りてきたY氏と会異出発しました。

 Y氏はA氏の様子を見ながらゆっくりゆっくり歩いて富士山を目指

しました。A氏は山歩きの基本や呼吸、法休息の取り方などを体験

しながら富士山の景観に見とれながら高度を上げていき夕方には

8合目の宿泊所に到着しました。夕食を摂ってすぐに深夜の出発

に備えて就寝しました。                   

   日付の変わる頃起床して準備を整えて頂上を目指して出発しま

した。滑る足下に気を付けながら午前4時過ぎに頂上に到着しご来

迎を観ることが出来ました。その間ガイドのY氏の気遣いには恐縮

したそうです。

 下山は登山よりも歩き方が難しく後ろ向きに歩いたりいろいろサポ

ートしてもらいながら6合目まで降りたところで、足が言うことを聞か

なくなってしまい、ついにウマに乗って5合目へ降りることが出来ま

した。

  A氏は富士山に登頂することが出来たのは、すべてガイドのY氏の

お陰だと感謝していました。

 日常的に運動不足気味の高齢者でも適切に指導をしてくれるガイド

のサポートによって日本最高峰の富士山に登ることができたと大変喜

んでいました。

 蛇足ですが、登山にかかった費用は総額で20万円ほどだったといい

ます。すこし...と思いますが、生涯の記念になるならばと奥様も賛成

してくれたそうです。

  ちなみに私は富士山は登る山ではなく眺める山と心に決めています。

 


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