寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

霧の朝

2014年11月08日 17時30分29秒 | 日記・エッセイ・コラム

あさ5時過ぎに起きてカーテンを開けると
50メートルほど南にある家が見えませんでした
これは霧が湧いていると急いでカメラを取ってきました
2階のベランダに出て見ると物干し竿に
水滴がたくさん付いていました
昨夜から今朝にかけて雨が降ったもうです
そう言えば今朝は気温がかなり高いようです
それで霧が発生したのですね
上の写真は日の出前に写したものです
下の写真は南東にある吾妻山から
太陽が見えるようになってから写したものです
すこし霧が薄くなったようですね
太陽がでると雲は見る間に消え失せて
空は快晴になりました
そして暖かい小春日和のようになりました

暖かい日和を浴びていると
若い頃読んだ小説を思い出しました
それは「フォーサイト家の小春日和」と言う小説です
小春日和は英語で”An indian sammur"というそうです
フォーサイト家は実業家の一族で大金持ちです
そして締まり屋(けち)でも有名です
例えば絵画を1インチ角あたりいくらで買う
と計算しているほどです
しかしその家族の中に1人だけ
異端児がいました
彼は他の家族と全く違う性格で
自然を愛し 人を愛し 全てのものを慈しむ
と言う教養人です
その彼の生涯を描いた感動物語でした
もう一度読んでみたくなりました

赤珊瑚の乱獲を危惧する

2014年11月08日 06時52分04秒 | 日記・エッセイ・コラム
 最近の報道によると数百隻に及ぶ多数の漁船が小笠原沖にきて赤サンゴを採集しているという。かなり前から中国の漁船が赤サンゴを採集しているという報道があった。その頃は船の数もそれ程多くなくて上保安庁の巡視船が取り締まる程度ですんでいた。
 最近になって中国で赤サンゴの人気が高くなり高額で取引されるようになったらしい。そのために一攫千金を求めて多数の船がやってくるようになった。彼らの採集は非常にて荒い方法で行われるという。例えば四つ手網の大きなものを海底に沈めそれを船で引き回す方法でサンゴを採っている。この方法を使用すると根こそぎサンゴが荒らされてしまい、さんご自身の回復が不可能になるという。
 太平洋は広いと言ってもサンゴが生息可能なエリアは生息条件によって極く限られている。上述のような方法で採集が続けられればたちまちのうちに絶滅してしまうだろう。そこで何か対策法を考えて実行しなければならない。現状のような取り締まりでは限界がありもっと効率的な方法を考え出さなければならない。それには中国の協力が何があっても必要であろう。
 その上で絶滅危惧種に指定するのはどうであろうか。その手続きにはある程度時間が必要だろう。その間は希少動物保護協会(http://www.wwf.or.jp)等の協力をもとめて赤サンゴの保護をしたらどうだろうか。ただし、日本人による赤サンゴの採集も出来なくなることを理解しなければならないのはもちろんのことである。