https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/94857?display=1 第7波なぜ急拡大? BA.5が感染力強い理由「免疫逃避」とは
国内
山陰放送
2022年7月13日(水) 18:57
第7波が押し寄せている新型コロナ。感染が急拡大している背景にあるのが
オミクロン株のBA.5です。
鳥取大学の景山教授は、BA.5には、感染が広がりやすい「特徴がある」のだと指摘します。
鳥取大学医学部ウイルス学分野 景山誠二 教授
「今までのものよりは、ワクチンを付けた抗体をすり抜けて、ウイルスが細胞にくっ付いてしまう。今までは邪魔していたわけです、抗体を作って、ウイルスが細胞にくっ付くのを邪魔していたんですけれども、BA.5は邪魔している抗体をすり抜けてゴールまで行っちゃいます。抗体量が少ないと十分に対抗できないということですよね」
オミクロン株のBA.5です。
鳥取大学の景山教授は、BA.5には、感染が広がりやすい「特徴がある」のだと指摘します。
鳥取大学医学部ウイルス学分野 景山誠二 教授
「今までのものよりは、ワクチンを付けた抗体をすり抜けて、ウイルスが細胞にくっ付いてしまう。今までは邪魔していたわけです、抗体を作って、ウイルスが細胞にくっ付くのを邪魔していたんですけれども、BA.5は邪魔している抗体をすり抜けてゴールまで行っちゃいます。抗体量が少ないと十分に対抗できないということですよね」
BA.5には、免疫をすり抜けて感染する、いわゆる「免疫逃避」が起きやすいと言います。
鳥取大学医学部ウイルス学分野 景山誠二 教授
「逃避っていうのは逃げるということですから、ウイルスが抗体から逃げて、ゴールに行っちゃう」
BA.5はデルタ株に比べて肺炎を起こしにくいことから、重症化率は低いとしながらも、感染が拡大すれば重症患者の数は増えるため、油断はできないと話します。
鳥取大学医学部ウイルス学分野 景山誠二 教授
「デルタまでは2回の接種でセーブできるんですよ。オミクロンはちょっとワクチンが合わないので、数で勝負しなきゃいけないので、抗体量を上げないといけない。そうすると、3回目接種が必須です。3回目をやらないと意味がない」
「オミクロンになってから少しずつ変わって免疫をちょっとすり抜ける傾向もありますので、できるだけ高く、抗体価を上げておきたいですね」
「デルタまでは2回の接種でセーブできるんですよ。オミクロンはちょっとワクチンが合わないので、数で勝負しなきゃいけないので、抗体量を上げないといけない。そうすると、3回目接種が必須です。3回目をやらないと意味がない」
「オミクロンになってから少しずつ変わって免疫をちょっとすり抜ける傾向もありますので、できるだけ高く、抗体価を上げておきたいですね」