ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

歌詞

2013-01-21 12:24:49 | 日記

様々な曲に出会い、色々な詩に触れる。

最近、ちょっと驚きの歌詞に出会った。

「食べたくない」という子どもに、食べなければだめだよと、戒めているらしい、母親と思しき

人物の言葉の詩がある。

『たべたくないな、ごはん

たべたないな さかな・・・・・・』と続く。

すると、

初め「たべるのはおやめ!」と、叱ってたのが

「死んじゃうよ」と脅し

「○○をたべなされ」と言い始める。

○○は、普通の食せるものではない。

その詩を聞いていて、なんて曲なのだろうと、思った。

体罰のような、歌詞なのだった。

 

言葉の暴力にエスカレートしていった。

小学高学年だったかの頃、

母親に「出て行け!」と言われ家を飛び出したことがあった。

少し、寒さを感じる頃で、手短にあったマフラーを首に巻いて、

「○○を持ってくるんだった(○○の中身は失念した)」と冷静だったことを

いまだに覚えている。

トコトコ歩いていると、母親が血相を変えて追いかけてきた。

「本当に出ていく人がありますか!」と一言。

以来、何かあっても「出て行け!」と言われることはなかった。

その後、テレビで、出て行けと言われたこどもが、泣いて謝っているテレビドラマを見た」

その時、ぽつんと、母親が、あんたもああすればよかったんだよ」と。

母親は、泣いて謝ると思ったのかもしれない。

 

何年か前に、確かテレビドラマだったと思う。

親に、「○○しなさい」と言われたこどもが、実践したというドラマだった。

先の歌詞でいえば、「お人形を食べなさい」とかにあたるもの。

テレビでは、言われたこどもが、○○を実行した。

それを見て、

「親に言われたら、それが、普通のことだと思えなくてもこどもはやるだろう」と納得した。

自分がそうだったから。

親は、こどもがどう受け止めるかを分かったうえで、言葉を選んで欲しいと思う。

死んでしまえと言われたら、すべての子どもは、反省をして謝ると思っていては、子どもは死んでしまうかも

しれないのだから。

 

最近、小学生の自殺がふえているそうな。

大人の何気ない言葉で、絶望したり、言われたからと実行してしまう子どももいたかもしれない。

大人は、そこまで、考えてから、言葉の使い分けをして欲しいと思う。