西武電車は黄色と相場は決まってた。
101系がデビューした時は鮮烈な黄色で、それまでの田舎電車のようなカラーリングを一新した感じがあった。
その後はしばらくは黄色い電車が代名詞だったが、いつからか色にこだわりがなくなったようで、
青系を中心にいろいろな色の電車がデビューした。
中心は2000系で、エネルギー効率の良くない、抵抗制御や界磁チョッパ制御車両だ。
新しいVVVFインバーターは消費電力が半分程度だ。
関東大手私鉄9社の年間電力消費量は、27億7670万4896kWhで388億3410万3000円だそうだ。(2016年統計)
1社平均では、1日あたり約1200万円の電気代という計算となる。
ここには既に省エネ車両も多く含まれているが、西武は半数が省エネではない。
ざっくり、西武が省エネ車両に替えれば、1日に500万円浮くとしよう。(雑な想定だけど)
年間にすれば18億円にもなる。10年で180億!
となると車両を替えたくもなるな。
ちなみに違う計算だと、電車1両を1km走らせるのに使っている電力消費量は約2kWhで、その電気代は30円前後だそうな。
そう考えると車に対してはるかに安い!
前置きが長くなったがそういうことで今のうちに黄色い西武電車を撮りに出かけた。
まずは特急車の10000系。
池袋線からは引退している。
それほど長くないだろう。
特急小江戸には何回か乗ったが、空いててよいw。
西武新宿駅には木のベンチがある。
飯能の木だそうな。
新世代の40000系。
これはL/Cカーで、有料列車にも変身するタイプ。
ドアに「LONG/CROSS」と表示されている。
とりあえず小江戸10000系は撮っておく。
モーター音がやかましい電車なのである。
来た、黄色い2000系。
2000系にはいろいろなバリエーションがあって、楽しめる。
これぞ西武。
西武は駅から電車が撮りやすい。
ホームドアが無いから。
おっと、2000系の初期車。
屋根上にはグローブ型ベンチレータ。
もう絶滅危惧種だ。
初期車の急行なんて、良いなあ。
小江戸の表示も幕車とLED車がある。
正面に車番の表示がある編成があったり、そうでなかったり。
正面に車番が無い電車が多いのも国鉄に似ていた。
(つづく)
α7c、タムロン 70-300mmF/4.5-6.3 Di Ⅲ RXD (A047)、FE4-5.6/28-60
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