2週間ほど前にCOSINA AF100-400mm/F4.5-6.7というレンズを買った。
中古店で3150円であった。(定価は78,000だったそう)
店員は「こういうレンズってかわいそうなんですよね。僕もミノルタ使ってますが不当に安いんですよね。僕も欲しいですが店員ですから買えないですけどね。」
あまり使用感がない感じであったし、何せ3150円だ。
しかしいざ買うと、逆にすごく上手く撮れれば得だよな。という欲が出てくる。
それにコシナというメーカーである。
今や世界中のフィルムカメラフリークを唸らせ席巻する会社だ。
かつてはOEMメーカーとして影の役者を演じていたわけだが、10数年ほど前のライカブームで小林社長その人もブレークした。
社長はライカ使いとして有名で、ライカ関連の書籍に度々登場、コシナ社自身もフォクトレンダー名義でライカ・スクリューマウントのレンズを次々に発売。
出すたびに完成度が飛躍的に向上していった。そのレンズ数は数え切れないほどになり、どれも絶賛を浴びた。ボディーも同時平行で新作が発売されていった。
その後、ご存知のようにツャイスレンズの製作も始まり、フィルムカメラのみならず、ファンが欲しがるレンズを作らせたら右に出る者はない会社になった。
ニコンが唯一残したマニュアルカメラFM10もコシナ製であることは知られている。
小林社長には数回お会いしたことがある。
直接面会したということではない。
中古カメラ屋、カメラフェアでお見かけしたのである。
いつも新作と思しき謎のカメラをぶら下げていて、カメラファンに見せて意見を聞いているのだ。
そんなカメラフリークが社長なのだから、面白い企画がどんどん商品化されてくる。しかしそのスピード感はすさまじい。大手企業ではとても無理な速度だ。
さらに大手カメラメーカーで技術者をやってこられた方が、年齢的な理由で大手を辞められ、その後コシナ社で生き生きと新製品を作っているのだ。
何だかコシナの宣伝になってしまったが、買った3150円のレンズはコシナ製だ。
ブレイクする前の製品かもしれないし、力の入った製品かどうかはわからない。
それでも何とか美しい写真を撮りたい意欲に駆られるではないか。
(・・・と言ってみたものの、近所で鉄道やチョロスナしたレベルの話ではある。)

400mmで。
デジタル換算で600mmとなる。
さすがにボケは綺麗ではない、と思う。

200mmぐらい。
この焦点距離であればボケも綺麗。
ただし最短撮影距離は2メートルで使い勝手が悪い。

200mmぐらいであるとすこぶる描写は良い。
発色も問題無し。

子供のサッカー教室にて。
400mmで撮った。
炎天下でもあり、さすがにフレアっぽいが、フードも無いので仕方がないか。

約200mmで。
長男のマイボール。
大人のサッカーボールより二周り小さい。

肉眼で小さな飛行機でも400mm(α100換算では600mm)なら大きく撮れる。
意外にきちんと写った。
撮影 SONY α100, COSINA AF100-400mm/F4.5-6.7
中古店で3150円であった。(定価は78,000だったそう)
店員は「こういうレンズってかわいそうなんですよね。僕もミノルタ使ってますが不当に安いんですよね。僕も欲しいですが店員ですから買えないですけどね。」
あまり使用感がない感じであったし、何せ3150円だ。
しかしいざ買うと、逆にすごく上手く撮れれば得だよな。という欲が出てくる。
それにコシナというメーカーである。
今や世界中のフィルムカメラフリークを唸らせ席巻する会社だ。
かつてはOEMメーカーとして影の役者を演じていたわけだが、10数年ほど前のライカブームで小林社長その人もブレークした。
社長はライカ使いとして有名で、ライカ関連の書籍に度々登場、コシナ社自身もフォクトレンダー名義でライカ・スクリューマウントのレンズを次々に発売。
出すたびに完成度が飛躍的に向上していった。そのレンズ数は数え切れないほどになり、どれも絶賛を浴びた。ボディーも同時平行で新作が発売されていった。
その後、ご存知のようにツャイスレンズの製作も始まり、フィルムカメラのみならず、ファンが欲しがるレンズを作らせたら右に出る者はない会社になった。
ニコンが唯一残したマニュアルカメラFM10もコシナ製であることは知られている。
小林社長には数回お会いしたことがある。
直接面会したということではない。
中古カメラ屋、カメラフェアでお見かけしたのである。
いつも新作と思しき謎のカメラをぶら下げていて、カメラファンに見せて意見を聞いているのだ。
そんなカメラフリークが社長なのだから、面白い企画がどんどん商品化されてくる。しかしそのスピード感はすさまじい。大手企業ではとても無理な速度だ。
さらに大手カメラメーカーで技術者をやってこられた方が、年齢的な理由で大手を辞められ、その後コシナ社で生き生きと新製品を作っているのだ。
何だかコシナの宣伝になってしまったが、買った3150円のレンズはコシナ製だ。
ブレイクする前の製品かもしれないし、力の入った製品かどうかはわからない。
それでも何とか美しい写真を撮りたい意欲に駆られるではないか。
(・・・と言ってみたものの、近所で鉄道やチョロスナしたレベルの話ではある。)

400mmで。
デジタル換算で600mmとなる。
さすがにボケは綺麗ではない、と思う。

200mmぐらい。
この焦点距離であればボケも綺麗。
ただし最短撮影距離は2メートルで使い勝手が悪い。

200mmぐらいであるとすこぶる描写は良い。
発色も問題無し。

子供のサッカー教室にて。
400mmで撮った。
炎天下でもあり、さすがにフレアっぽいが、フードも無いので仕方がないか。

約200mmで。
長男のマイボール。
大人のサッカーボールより二周り小さい。

肉眼で小さな飛行機でも400mm(α100換算では600mm)なら大きく撮れる。
意外にきちんと写った。
撮影 SONY α100, COSINA AF100-400mm/F4.5-6.7
仰るとおりというのか、写真が物語ってますね。
確かにテレ端でのお世辞にも褒められた状態では
ないかもしれませんが、別物のように200mm付近は
良いですね。掘り出し物を手に入れられたという
ところでしょうか。大きさ重量等は如何なもん
なんでしょうか?と興味が沸いてきますね。
とてもシャープな描写をしますね。
飛行機の写真を拝見しても、400mmで周辺光量低下もさほど見られず、3,150円とは激安ですね。
135サイズ換算600mmがこの値段で楽しめるのはすごいです。
大きさは相当長いです。
細くて長い感じです。
フィルター径は67mmで、重さは740グラムです。
まあ軽いですがしっかりした作りで、密度のある重さです。作りは悪くないです。
写真は
http://www.rakuten.co.jp/mitsuba/445172/307918/490370/#459885
にありました。
しかし250mm以上は描写が低下するので、注意が必要かもしれません。
400mmでも周辺光量低下が無いのは不思議なほどです。
まあ35mmフルサイズならどうかはわかりませんが。
コシナは世界でたった3社になってしまった溶解からレンズを作れるカメラメーカーですし、最近のフォクトレンダーやツャイスのレンズをみてもすごいレンズを作れることが実証されているので、淡い期待をしてしまいます。
しかし3,150円でこれだけ撮れれば素晴らしいもんです。