SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

イヤホンの自作体験

2013-11-05 | バンド・音楽
土曜日はイヤホンを自作するイベントがあり、会社の同僚と新宿のヨドバシカメラに向かった。
このイベントはファイナルオーディオデザイン事務所が企画したイベントで、日本のあちこちで
時折行われている。
新宿ヨドバシカメラでは、1時間に10名で1日10駒、3日で30駒の300人となっている。
人気の秘密は、同じ組み合わせで買うより遥かに安く作れる事、
また市販されているモデルとは違うオリジナルの組み合わせが作れる事。
会社としては宣伝活動が目的で、原価割れは必至だそうな。






(HPより)
今回作製するイヤホンは、
Adagio IIIの筐体に自社開発のオリジナルBA(バランスド・アーマチュアドライバー)を搭載した限定モデルで、
Piano Forteシリーズの上位機種に使用している高価なマンガン系の制振合金M2052粉末をチューニングに使用する
とのこと。
まあ、有り得ない組合せのオリジナル品ということだ。
BAドライバーは初めてなので、それも興味津々だ。









制振合金M2052粉末の写真だ。(HPより)
ちょっと重量もある金属粉で、ボンドに混ぜて使う。










ヨドバシ店内の会場に、いろいろ道具が準備されている。
部品はお皿の上に並べてスタート。
いろいろ指導してくれるし、出来ない場合は作業も手伝ってくれる。

しかし、老眼と複視には難しい細かい作業だったなあ。









1時間なんてあっという間だ。
写真を撮ってる暇なんてまったくなかった。
だから始まる前と、終わった後だけの写真。









これが完成した自分だけのモデル。
音の作り方はわかったので、これから改造していく予定。
上にあるのが、今使っているアダージョⅡ。
すごい迫力のサウンドがロックにピッタリの逸品で大満足しているもの。おすすめだ。
ダイナミック型なので低音もすごく出る。
ブイブイバンバンした太いサウンド。

今回のBA型(バランスド・アーマチュア型ドライバーユニット)は中高域が得意。
パリッと解像度がすごく高く、シャープ感がすごい。
鮮烈なサウンドで、噂と違い耳に痛いぐらいなので、エージング中だ。だんだん痛い感じが取れてきた。
低音がアダージョⅡよりもはるかに少ないが、中高音の輪郭はアダージョⅡを大きく上回る。
聴くジャンルによって使い分けするのが良いのだろう。
全然違うので、驚くばかり。
バンドのコピーにはイイかも。
二つ持ち歩くほうが良いかもしれない。









SONY NEX-6、16-50mm F/3.5-5.6/PZ OSS





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