時に佇つ 佐多稲子
昭和初期のプロレタリア文学運動、弾圧下の非合法活動、
戦前・戦中・戦後の佐多稲子の自叙伝的な短編集で、
フェミニズムを感じさせる重くも鮮烈な内容。
芥川龍之介と懇意だったとも伝わる。
著作は非常に多い。
最近の軽妙でどんでん返しのある小説は
どれもドラマ化や映画化ができそうなものばかりで、
それも良いけれど、そればかりだと飽きてくる。
で、間に小説らしいものを読んでいる。
佐多稲子はまさしくそんな文学的な濃い本である。
川端康成文学書受賞作。
良いけど、最近の若い人には重いかもしれないな。
味わい深い内容である。
といいつつ、次は大藪晴彦を読んでいる(笑)。
堀切駅で電車を見ながらシウマイ弁当を食べて、
浅草方面の各駅停車に乗る。
次の鐘ヶ淵駅も以前の会社の人が居て記憶のある街だが、
その次の東向島駅で急に降りることにした。
ここには「東武博物館」があるのだ。
なぜだか行った事が無い。
東武の鉄道博物館だが、きっと規模も小さく、何となく暗いイメージもあった。
ついでだから東向島の改札を出る。
私のイメージは玉ノ井駅だが、1987年に東向島駅に改称されている。
でも、駅名標には「旧玉ノ井」と表記されている。
もう改称されてから30年以上経っているのにだ。
実は玉ノ井は花街、色街として有名だった場所。
東武博物館ができて子どもがたくさん来る駅になった時に、
暗いイメージを払拭しようと東武が改称したのだった。
しかし、地元商店会としては、街の歴史を絶やしたくないのもあり、
旧駅名表示を併記することで落ち着いたそうだ。
永井荷風の”濹東綺譚”の街でもある。
東武博物館の写真を並べる。
細かい解説は省略。
実はあまりにも広くて驚いたのだ!
入り口を入るとこの機関車が鎮座する。
素晴らしい内装。
東武には昔、「伊香保軌道線」があったのだ。
高崎市内、前橋市内にも路線を張り巡らした規模の大きな路線。
1956年に全廃。
名車5700系。
通称「猫ひげ」の初期の顔。
しかし本当に規模の大きな博物館で驚いた。
3階まである。
高架下なので、長いのだ。
東急の電車とバスの博物館より広い。
バスもあり。
しかし東武だからあまり宣伝もせずにこの規模はもったいないなあ。
子どもは喜ぶよ。
そもそも空いてるし。
5700系の車内。
日光軌道線200型も保存されている。
連接車だった。
日光軌道線も伊香保軌道線も残っていたらなあといつも思う。
3階には、実際の電車の下が見れる窓がある。
東向島駅のホームの下部分なのだ。
知らなかったなあ。
ここはすごいよ。
ホンモノだから。
台車の構造もよくわかる。
1720系DRCもカットして保存されている。
名車だったよなあ。
スペーシアののっぺり顔よりもDRCの方が好き。
今度またゆっくりと来たい。
SONY α7Ⅱ、TAMRON AF 28-75mm F/2.8 (Model A09) (LA-EA4経由)
浅草方面の各駅停車に乗る。
次の鐘ヶ淵駅も以前の会社の人が居て記憶のある街だが、
その次の東向島駅で急に降りることにした。
ここには「東武博物館」があるのだ。
なぜだか行った事が無い。
東武の鉄道博物館だが、きっと規模も小さく、何となく暗いイメージもあった。
ついでだから東向島の改札を出る。
私のイメージは玉ノ井駅だが、1987年に東向島駅に改称されている。
でも、駅名標には「旧玉ノ井」と表記されている。
もう改称されてから30年以上経っているのにだ。
実は玉ノ井は花街、色街として有名だった場所。
東武博物館ができて子どもがたくさん来る駅になった時に、
暗いイメージを払拭しようと東武が改称したのだった。
しかし、地元商店会としては、街の歴史を絶やしたくないのもあり、
旧駅名表示を併記することで落ち着いたそうだ。
永井荷風の”濹東綺譚”の街でもある。
東武博物館の写真を並べる。
細かい解説は省略。
実はあまりにも広くて驚いたのだ!
入り口を入るとこの機関車が鎮座する。
素晴らしい内装。
東武には昔、「伊香保軌道線」があったのだ。
高崎市内、前橋市内にも路線を張り巡らした規模の大きな路線。
1956年に全廃。
名車5700系。
通称「猫ひげ」の初期の顔。
しかし本当に規模の大きな博物館で驚いた。
3階まである。
高架下なので、長いのだ。
東急の電車とバスの博物館より広い。
バスもあり。
しかし東武だからあまり宣伝もせずにこの規模はもったいないなあ。
子どもは喜ぶよ。
そもそも空いてるし。
5700系の車内。
日光軌道線200型も保存されている。
連接車だった。
日光軌道線も伊香保軌道線も残っていたらなあといつも思う。
3階には、実際の電車の下が見れる窓がある。
東向島駅のホームの下部分なのだ。
知らなかったなあ。
ここはすごいよ。
ホンモノだから。
台車の構造もよくわかる。
1720系DRCもカットして保存されている。
名車だったよなあ。
スペーシアののっぺり顔よりもDRCの方が好き。
今度またゆっくりと来たい。
SONY α7Ⅱ、TAMRON AF 28-75mm F/2.8 (Model A09) (LA-EA4経由)