SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

ツインリンク茂木でキャンプ 02

2007-07-06 | ネイチャー
行灯を作り、参加者みんなで夕食の食材を準備して、ホタルのいる棚田へ向う。
本当にホテルが出るかどうかわからない。
なぜなら小雨が降ってきたからだ。
ホタルは神経質に違いないからだ。


棚田に近づくと、ホタルブクロの花が咲いている。
うーん、盛り上がってきた。

しかし実際のところホタルはこの花の中に入ったりするのだろうか?



あたりも暗くなってきた。
食事の準備も進む。
子供たちは田んぼで楽しそうに遊んでいる。
なんだか懐かしいような風景。



棚田に来るには急な山道を下りてこなければならない。
どうやって大量の食材を降ろすのかと考えていたが、答えはこの写真だ。
これはモノレールとかモノラックとかラックレールとか呼ばれる運搬具だ。
いつ頃からか、静岡あたりのみかん畑の運搬に使われるようになり、
今や山には無くてはならないものになった。
以前は「みかん山」という名前で呼んでいた。
さすがにPowered by HONDAなんて書いてあるのが憎い。



夕食は巨大ハンバーグ。
すごく美味しかった。



長男と私で作った行灯。



外で食べる食事はワクワクするんだろうな。
私もワクワクする。




食事が終わる頃、あたりにホタルが舞い始めた!
実は三脚を持ってきてきちんと撮るつもりだったのだが、仕事でよく使うため、
所有する3本の全てを会社に置いていたため、やむなく真っ暗闇の中、
手持ちで撮る。
まあ光跡が撮れればよいか。



この棚田にはゲンジボタルとヘイケボタルの両方がいた。
ゲンジボタルは大きく明るいが、高い場所を飛んでいた。
ヘイケボタルは捕まえやすかった。
勿論、最後には全部逃がした。
たった一週間の命のなかで子孫を残さねばならないので、持ち帰っては
何も残さないことになる。
子供も悔しい気持ちを抑えて、放っていた。


SONY α100 TAMRON SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD ASPHERICAL(IF)MACRO
、AF ZOOM 17-35mm/F2.8-4.0
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ツインリンク茂木でキャンプ 01

2007-07-06 | ネイチャー
栃木県のツインリンク茂木は言わずと知れたホンダが経営するサーキットだが、
回りは山で囲まれており、キャンプや虫捕りができるネイチャーゾーンがある。
それもかなり本格的である。
その昔は炭焼き等で人が関わっていた森や山が放置され荒廃している現状をみて
里山の再生を兼ねて、子供達に自然の体験をさせてくれるのだ。
ホンダはサーキットを作った代償として、近隣の自然保護、里山再生を行うことを始めた。

去年は私と長男の二人で日帰りで虫捕りツアーに参加したのだが、
今回は一家全員の泊まりのキャンプである。
この季節の目玉はホタルだ。




到着した途端、ザリガニを見つけた。




その横で次男はカナヘビと戯れる。



長男はずっと風邪で前日も熱があったので、来るのは迷ったのだが、
本人は行く気満々であったのでとりあえず来た。
しかし写真のように、まだすこし熱もあり、随分と疲れた顔をしている。
動きもすこし鈍い。







去年、ミヤマクワガタやカブト虫を見つけた山に入った。
昼間だったのか、天気が悪かったのか、まったく見つからなかった。



里山は夏だ。



いろいろなトンボがいた。
ここには本当にいろいろな虫や生物がいる。
子供は興味津々だが、ママはすこし怖いらしい。



さて、泊まるためのテントは自分達で設営する。
わからなければキャストの方々が教えてくれる。
土日の二日間、15家族ほどが一緒に食事を作り、一緒に行灯を作り、一緒にテントを貼り、一緒にホタルを見にいく、そういうプログラムだ。



夕飯の準備が終わる頃、長男の顔色がよくなってきた。
そういえば咳もしていない。
空気のきれいな自然の中で急激に回復しているようだ。


SONY α100 TAMRON SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD ASPHERICAL(IF)MACRO
コメント (2)
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