真岡鉄道は時々沿線に出没することがあるのだが、
今回初めて家族でSLに乗った。
関東圏では最も身近にSLに接することができる鉄道である。
益子焼を見に行ったり、ツインリンク茂木へ行ったりしているので
沿線には絡んでいるのだが、乗っていないのであった。
まあ秩父鉄道も同様であるし、磐越線もしかりなのであるが、
なぜだか大井川鉄道にはよく通っている。
そこで先々週だがいきなり朝出発したのであった。
真岡鉄道でSLに乗るには朝早くに車で下館に向かうしかない。
SLは10:37に下館を発車し、戻りは逆の終点の茂木を14:28発である。
車で行くには常磐道で茂木に行くのも便利だが、車を茂木に置いて
下館からディーゼルで戻ると帰宅はかなり遅い時間になる。
電車では半日かかる。車しか無いのである。
東京の南部から下館までは車で2時間である。
下館にマイカーを駐車しても、24時間で500円とか700円でしかない。
更に途中駅では駅前無料駐車場も当たり前である。
東京の自転車置き場より安い。
まずは下館駅風景。
C12の勇姿。
ここはまったく単独で客車を牽く。
平坦だからかと思うが、実は茂木には急勾配もある。
C12の性能が安定しているからか整備が万全だからなのだろう。
3両編成のうち2両は整理券発行で既に満席。自由席の1両に乗るが、
発車時は立ち席もでる盛況ぶり。
客車は国鉄50系を使う。
下館駅は関東鉄道とJR水戸線と真岡鉄道の3社が共同で使う。
SLの隣には水戸線が入線した。
もうすぐこの線から無くなる白電だ。
更に目線を移せば関東鉄道常総線のDCが並ぶ。
2編成並ぶのはなかなか無いはず。
水海道~下館間は超ローカル区間である。