術後の経過
2月25日に大腸がん(S状結腸、付随するリンパ節の切除)の手術を行い、2か月半ほど経った。
手術後すぐは快調そのものだったが、今はまったくそうではない。
ふつうに生活を初めて、通勤も始めてからだろうか、大腸の位置決めもうまくいってないようで、
いつもゴロゴロ鳴っているし、姿勢が悪いと、腸が動きまくってトイレに行きたくなる。
夜中にもトイレに何回か行きたくなるので、慢性的に寝不足だ。
おまけに、ずっと下痢なのだ。
美しい話ではないのだが、経験者の病後ということで参考、そして備忘録で書いているので、
ご容赦いただければ。
S状結腸手術後は水分の吸収能力や便の貯留能力が落ちるとネットではふつうに書かれている。
そしていつか治るとも書かれている。
「結腸がんの場合は、便の性状が変わって水様便や軟便が出るようになりますが、
通常は3ヶ月~半年ほどで元の状態に近づきます。」
「手術直後には不安定な腸の機能は、体の回復とともに徐々に安定してきます。
一般的に、手術後2~3カ月で腸の機能は自分でも分かるほどかなり落ち着いてくるはずです。
その後、半年から1年くらいかけてゆっくりと改善していきます。
改善の早さには個人差がありますが、必ず時間とともに症状は軽快します。
あまり焦らず、過剰に排便障害について心配しないようにしましょう。」(ネット記述そのまま)
医者や経験者がそういうのだから間違いはないと思うが、
当事者は大変だ。
通勤や車での長距離移動は辛いものがあるし、
登山などは難しいだろう。(そもそも腸を切ってるのだから登山は良くないな。)
寝る時も横になると腸が動くので、真上を向かないといけないとか、
椅子にもちゃんと座らないと腸が動くだとか。
プロのドラマーだったら大変だろうな。2時間のステージは恐怖だ。
まあ、いろいろ制約はあるのだが、いつか治ると思って、楽しみに暮らそう。
そもそも「生きてるだけで、もうけもの。」なんだからね。