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写真を語ろう from niigata

写真展や撮影会など、写真やカメラについて

花の大撮影会リポート

2007-06-11 23:16:43 | 撮影会
 道の駅「花夢里にいつ」で開催された「秋山庄太郎記念 花の大撮影会」に行ってきたので報告する。
 この撮影会は16回めだそうだが、初めての参加である。まず、驚くのは朝7時開始ということだ。自分は、出発が遅れ、7:30amに会場に到着、駐車場が満杯である。
さらに、受付が長蛇の列、人の多さに圧倒される。

 とりあえず写真家で、講師の板見先生の近く様子をみることにした。
先生の近くでは、ひとの良さそうな中年女性が、三脚を立て、鉢植えの花を撮影している。その女性が、先生にした質問は、あまりに突飛なため、意表をつかれた「先生、標準レンズしかないのですが、大丈夫でしょうか?・・・・」そんなもん、東京からきた先生に聞いてどうするんだ。
 自分はいつものとおり50mm標準レンズを付けたフィルム一眼レフを首からぶら下げて、立っていた。そしたら、先生に「三脚を使いたかったら、貸しましょうか」と言われた。これも、想定外のことで、ちょいととまどったが、丁重にお断りした。

 先生の指導の様子を見るのに少し飽きてきたので、温室の中見て回ることにした。大勢のカメラマンが講師の指導を受ける訳でもなく、それぞれ三脚を立て、黒バック用の板を掲げながら、撮影に集中している。花好きのひとは、自由に花を撮影できる環境を楽しんでいる。
もっとも、どこにでもあるトキソウやパンジーなんかをここで写している意図がわからない。(トキソウは、我が家でも花盛り)

 自分としては、新潟ポートクイーンのお嬢さんを、バラの前で写すことが一番楽しかった。お嬢さん達を撮影したのは、5から6人だったので、ゆっくり話をしならシャッターを切れるという機会をいただいたことに感謝したい。
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花に女を見、

2007-06-09 22:08:48 | Weblog
 先日、原節子のきれいなポートレイトが見たいなどと、好き勝手なことをこのブログに書いたが、意外に早くその機会を得たので報告したい。

 秋山庄太郎の美~花に女を見、女に花を見る~ (於 りゅーとぴあ4Fギャラリー)
は、故秋山庄太郎氏が写した女優のポートレイト(モノクロプリント)と花のアップ(カラープリント)が展示されていた。広いホールにたくさんの作品が、並んでいるうえ、無料なので得した気分だ。
 秋山庄太郎氏と言えば、10年近く前、旧新津市美術館で花の写真で個展を開催していたことを思い出したが、今回は、女優の写真も見れてうれしい。特に、バラと原節子を写した写真が多かったのは、ちょっとした驚きだ。

 花も女優もシンプルなバックに、被写体が美しく表現されていてとてもいい感じだ。美しいものを、美しく撮る。あたりまえで、簡単なようでとても難しいことなのではないだろうか。
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スチル写真

2007-06-07 22:30:55 | Weblog
 東京駅八重洲口を出てしばらく歩くとNFC(東京国立近代美術館フィルムセンター)に行くことができる。フィルムセンターといっても映画のことで、古い貴重な映画がたくさん保管されている施設だ。ホールでは映画上映も行われているので、他では見ることのできない古い日本映画を鑑賞するすることができる。

 7階展示室では、「スチル写真でみる日本の映画女優」-第1期無声映画時代を中心に-が開催中である。1920年から1930年代の映画女優の写真がパネルで展示されている。大正末から昭和の初めの写真だけれど、なかなかすてきなポートレートが並ぶ。女性を美しく撮ろうとすると、80年前のカメラマンも今も、考えることは、そう大きな違いはないのかもしれない。

 知っている女優は、さすがに少なく山田五十鈴、田中絹代、水谷八重子くらいだった。できれば、吉永小百合や原節子の-第3期戦後の黄金時代を中心に-の方も見てみたい。

ところで、スチル写真とは、なんなのだろう・・・わかっているようでよくわからない。
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県展(新潟県美術展覧会)のこと

2007-06-03 22:22:10 | コンテスト
 この時期は、やはり新潟県内でもっとも権威がある?公募展、県展(新潟県美術展覧会)について、語ろうと思う。

 地方紙新潟日報に連日、県展に関する記事が載っている。開催のお知らせ、審査員の紹介から始まり、作品の搬入風景、審査の様子、開催の様子、そして入賞作品、入選者全員の氏名、されには、入賞者のインタビュー記事と続く。それも、すべてカラー写真付きである。県や教育委員会とならんで、主催者である新潟日報のチカラの入れようは、並々ならぬもののようだ。

 特に、多くの応募がある写真は、出品料(4,000円)だけで相当の額になるだろうし、作品の制作費も、結構な額になることを、思うと文化振興だけでなく、経済効果もかなりのものかもしれない・・・

 今日、新潟市美術館で鑑賞してきたが、相変わらず写真人気は高く、大勢の人で賑わっていた。作品については、自分は、語れるような実力を持っていない。(たぶん、応募しても入選は難しいだろう)。ただ、新聞に載った審査員のコメント「雪の情景や山、棚田など新潟の風土をとらえたものが多く、自然を尊ぶ県民性が表れた作品が多い。・・・・全体に人間をテーマにした作品が少ない。写真は「美」だけを表現するものではない。・・・」が、自分が漠然と感じたものと同じようなものだったのでは、ないかと思っている。自分としては、きれいなポートレート(年寄り以外)を一枚くらい見たかった。
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