平成１８年度「野鳥写真展」

　以前居にもふれたが、新発田市藤塚浜にある新潟県愛鳥センターで野鳥写真展が開催されている。公募展に応募された２Ｌサイズ全１３８点が展示されている。本当に美しい小鳥、精悍な猛禽類、ユ－モラスなフクロウ、そして白鳥や雁などの水鳥、どれもいい感じだ。野鳥のことが大好きで、野鳥に夢中な人にしか撮れない写真が並ぶ。
　野鳥に自分も挑戦したことがあるが、野鳥の知識、いいチャンスを待つ根気、そして機材が必要なことがわかった。中途半端な気持ちでは、とてもまともな写真はとれないけど、写真展を観てまた、挑戦したくなった。

長岡停車場通り 浪漫ギャラリー

　写真は、シャッター押した今をとらえるものだが、写っているものは、必ず過去の世界である。そうであから、写真をみることで、昔を思い出し、ノスタルジーに浸ることができる。
　今、長岡市の駅前、大手通商店街で「長岡停車場通り　浪漫ギャラリー」と称し、多くの商店の店先に古い写真を展示している。写真は、大正末期から昭和初期の写真を加工、修復して６切パネルにしたものだそうだ。あのころの町並は、絵になるなあと感心する。
　長岡の駅前のにぎわいが、懐かしい。いまは、どこの商店街もすっかりさびしくなってしまった。大手通商店街振興組合のガンバリ期待したい。
　今の郊外の大型店舗やチェーン店の風景は、半世紀後、どのようにみられるのだろうか。センス悪いとおもわれるような気がしてならない。

春の海辺で

　今日のＨＯＸモデル撮影会を楽しみにしていた。ＨＯＸの撮影会は、人気が高いうえ、定員が６名ですぐ定員オーバーで参加が難しい。機材も準備オッケー、あとは出発するだけの時に、地震発生、急遽、職場にかけつけることに。
　そんなことで、結局、遅れて会場の藤塚浜に行き合流。小雨の中、モデルの女の子は、とても寒そうだった。自分も途中参加ということで、場の雰囲気にとけ込むのに時間がかかった。レンズ交換もめんどうなので、５０mmで通したら、他の参加者に珍しがられた。
それでも、久しぶりシャッターをたくさん切れて、気が晴れた。

高校写真部の作品展

　第６回中越高校写真部写真展（於　ながおか市民センター）を見てきた。テーマは「僕たちはカメラに恋をした」。うーん高校生らしくていいテーマだと思う。すべてモノクロ半切の作品が木製パネルに貼られて展示されていた。
　作品ひとつひとつに撮影の様子や意図がかかれており、思い入れが伝わる。写真は、そのものが勝負だが、説明書くに気付かされることも多い。それともかく、友人や後輩をストレートに撮った写真は、とても好感が持てた。

小学校の卒業式

今日、我が家の次男坊の卒業式だった。式の間は、三脚にセットされたデジタルビデオカメラがずらりと並んで壮観な眺めだった。父兄は、自分の子供を写そうと必死の様子。
　式が終わりカメラ屋さんが集合写真を撮り終えると、クラスメートや先生との記念写真大会が始まる。子供たちは、あちこちで、デジタルカメラを持つ親に囲まれて有名人のよう。見たかぎりでは、フイルム一眼レフを使う人は、小生以外に１名。

　小生は、卒業のシーンをドラマティックにとらえてやろうと、久しぶりにフイルム一眼レフにプロビア１００Ｆを装填し、気合い十分でのりこんだ。ところが、体育館の中は、窓から春の日差しが差し込むものの意外にくらい。200mmF2.8のレンズで、シャッター速度が1/8～1/20、これでは手ぶれで写真にならない。三脚ももっていない。絶望的な気持ちに・・・。手ぶれ補正もないし、デジタルカメラみたいに、iso感度を上げることも不可能。なんとか、校門で別れを惜しむ生徒たちとその親、先生の姿を撮れてほっとした。
　自分が、すっかりデジタルカメラの便利さになれてしまっていることに気づいた一日だった。