芸術の秋３

　またまた、感性を磨きに美術館にいく。今度は長野市の善光寺のとなりにある東山魁夷館。全くのしろうとの自分でも、あのすばらしい風景画？には感動してしまう。ともかく森や山がとても美しく、その色彩がみごと。

単純な自分は、すぐに感化され、これからはやっぱり風景写真かなあ・・と思うが。
過日、五期会写真展で顧問の筒場大山氏が「とりわけ美しい自然を求め執拗に追従する風景写真は、やがて多くの写真的景勝地を生み出す。雑誌に紹介されるやいなや、どっとカメラマンが押し寄せる人気の撮影地となっていった。映像は画一的な美意識の中で大量に淘汰された方法論は形式化を促し、あまりに短絡的に紋切型化していくのである（抜粋、かってに引用して申し訳ありません）」と記していることを思い出した。

　うまく説明できないが、結局、うまい人のまねで終わっちゃうような怖さがあって、風景写真には手をださないほうがいい気がする。

芸術の秋２

　ブログで批判めいたことや生意気なことを書いているが、写真の方の腕はといわれると・・・・？何かコンテストで賞でもとれば、自分の腕もなかなかと言えるので、今年はいろいろなフォトコンに作品を送っている。が、しかしというか、やっぱりほとんど全滅、選外作品の山である。

　こないだも、新潟県写真芸術協会公募展というものものしい名前のコンテストに出品料２，０００円を添えて応募したものの、先日、選外の通知が届いた。このコンテストの審査員が榎並悦子氏だった。あの方であれば、俺のスナップ写真を理解してくれるとかってに思いこんだが、あまかった。トホホ。

　

芸術の秋

　先日、フォトフェスタで長岡造形大の内山先生に「少し芸術性を意識したほうが良い」と言ったようなことを言われた。そして、感性は多くの芸術に触れることによって養われるのだそうだ。

５０歳近くになって今更遅いような気もするが、とりあえず東京ミッドタウンのサントリー美術館でピカソ展を観てきた。入館料１，３００円、音声案内５００円。ほかの観ている人は、品がいい感性の高そうな人ばかり。じっくりピカソの絵を見たのは初めてだが、なかなかインパクトがある。詳しいことはわからないが、あんな自画像や人物像を写真で表現できたらいいなと、ちょっと思うが・・・・。

ちなみに同じ東京ミッドタウンの富士フイルムスクエアで、「山の星月夜　眠らない日本アルプス」菊池哲男写真展と「京都　春・秋」伊奈喜久雄写真展を観る。
繊細な伊奈氏の作品もすばらしいが、自分としては壮大なスケール感の菊池氏の写真が好み。

虫干し

辞書を検索すると、【虫干し】とは「虫やかびのつくのを防ぐために、書画・衣類などを日に干したり風にあてたりすること。」となっている。

久しぶりにフジカラーアウラに行ったら「虫干し写真展」をやっていた。書画や衣類の写真ではなく、しまい込んであった作品を集めて展示したらしい。それも、県展に応募したが選外だった作品とのこと。選外なのになかなかいい写真が並ぶ。

なんか気持ちがわかるような気がする。応募した自信作が選外だった場合、手元にもどってきた作品をどうしようか、いつも考えさせられる。そのまま納戸にしまわれて二度と日の目を見ないのでは、悲しい。

走る姿

　体力維持と気分転換にときどきジョギングをしている。ひとりで走るだけだとマンネリ化して、だんだんモチベーションが落ちてくるので、年に２回ほど完走を目指し、市民マラソンに参加している。先日、新潟マラソンのハーフマラソンに参加。何とかの目標の完走はできたもののその後、頭痛と筋肉痛がひどく、まいった。年を考えてもう少しゆっくり走るべきだった。

ところで自分の走っている姿を写真で見る機会はほとんどない。今回、㈱フォトクリエイトのカメラマンが数カ所で望遠レンズに一脚をつけて、ランナーの姿を撮影していた。撮影した写真はHPにアップされおり、インターネットで注文すれば、手に入る。２Lサイズで１６００円くらい。自分の写真も５枚ほどアップされていた。あまりかっこいいとは言えず、少し恥ずかしい。