写真を語ろう from niigata

写真展や撮影会など、写真やカメラについて

いってきました県展

2008-05-29 21:31:27 | Weblog
 写真好きの知人から、県展(新潟県美術展覧会)の写真部門の感想を聞くことができた。
「今年は、風景写真と大きなサイズの入選が多いことが特徴だ。審査員が、山岳(風景)を専門とする白川義員氏だったから、風景写真がえらばれたのかもしれない。また、審査員を意識して、風景の応募が多かったのかもしれない。応募した作品が今年も選外だった。」
こんなことをちょっと残念そうに話していた。

 自分としては、もう一人の審査員、吉野信氏の影響なのか、オジロワシやハクチョウ、キジといった野鳥の写真が多いと思った。オジロワシを撮るなんて、ホントにすごいことと思うが、何枚も入選していると新鮮さに欠けて不利な感じだ。

県展賞は、波の写真。波と言えば梶井照陰氏の個展を見たばかりである。佐渡のコブダイも入選していた。コブダイといえば天野尚氏の印象が強すぎる。
全体的な感想としては、さすがは県展、品のいい作品ばかり、少しは毒気のある渋い写真があってもいいのになあ・・(身の程知らずの生意気なコメント)


県内の写真愛好家が、あちこちでこんな分析をしていることだろう・・・
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今週の写真展

2008-05-23 23:17:53 | Weblog
 今日から県展(新潟県美術展覧会)が開催された。新潟展は6月2日まで。写真部門は新潟市美術館に展示されている。入場料は当日券600円

 明日5月24日から新潟県万代島美術館で「東京都写真美術館コレクションによる 写真・昭和の肖像1945-1989レンズが視た戦後の日本」が始まる。こちらは当日券800円

 どちらも見逃せない。
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妻との日々

2008-05-22 21:00:15 | Weblog
 NHK教育の「知るを楽しむ」は、三週連続で天才アラーキーこと荒木経惟のインタビューだった。アラーキーの独特のしゃべりとユーモアはとても楽しく、写真の話はフムフムとうなずいてしまうこともあったが・・。時々は、何を言っているのか理解できないことも。この辺が、天才と自分のような凡人のちがいか。

アラーキーといえば、下町の子供を写した「さっちん」か、亡くなったヨーコさんを写した「センチメンタルな旅」について、語られることが多い。これらの写真集で、ただのスケベではなく、高い芸術性を持つ天才カメラマンと評価されているようだ。写真評論家 飯沢耕太朗氏はアラーキーの事だけで「荒木!天才アラーキーの軌跡」という本を書いているくらいだ。自分もこの本で、アラーキーの奥深さみたいなところを知ることができた。

 しかし、やはりアラーキーと言えば愛とエロスである。実際、自分は、スケベ心を楽しく癒してくれる写真集「人妻エロス」シリーズがもっとも好きである。NHK教育で「人妻エロス」の撮影風景を放送するとは、思わなかったので、驚いた。NHK教育も変わったものだと感心しているのは、自分だけだろうか。アラーキーにはこれからもエロい写真をたくさん発表して欲しいものだ。
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50枚の写真

2008-05-09 22:20:21 | Weblog
 月刊PLAYBOYといえば、高校生の頃(30年も前のこと)、友人から借りて見ていたことを思い出す。美しい外人女性の写真が目当てだったが、その関心はもっぱら露出度にのみあった。今は、グラビア写真を見ると、ポーズやライティングなんかが気になってしまう。高校卒業後は、ほかのいろいろな雑誌に載るグラビア写真や映画に関心が移り、月刊PLAYBOYを見ることは、ほとんどなかった。

 このブログにたまにコメントをくれるSIVUCHさんたちのブログから情報を得る。
今月号の月刊PLAYBOYは特集が「世界を変えた50枚の写真」である。さっそく書店で購入。写真評論家 飯沢耕太朗氏がコメントを書いていることから、彼が選んだと思われる50枚の写真が掲載されていた。なかなか興味深い。小学生の息子がセバスチャン・サルガドの写真に興味を持ったので、コメントを読んでやった。

キャパの「オマハビーチ」ほか2枚、サルガド、ブレッソンといったおなじみの写真家たちに加えて、月面に立つ宇宙飛行士の写真が選ばれていた。飯沢氏がよく取り上げるダイアンアーバスや荒木経惟の写真はない。写真専門誌でないので普通の人にわかりやすいものが、多いように思える。飯沢氏には、写真関係だけでなく、一般の雑誌でどんどん写真の魅力を広めて頂きたい。

 
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語学番組に宮嶋カメラマン

2008-05-07 22:23:23 | Weblog
 月曜夜11時のNHK番組「英語でしゃべらナイト」のゲストが、不肖・宮嶋カメラマンだった。従来の宮嶋氏なら、NHKに出演する感じではなかったと思うのだが・・・。

番組ではじめは、カネになる写真を撮ることに、もっとも関心があるといった悪のイメージを演じていた。途中からは、尊敬するカメラマンがロバートキャパ、目標は、多くの人の心に残る最高の一枚をものすることといったエラクまともな事を言っていた。

 なんか、ある程度、経験を重ね(年をとり)、名声とお金を得て人間が丸くなったようだ。これからも戦場に行って写真を撮り続けるだろうが、写真だけは丸くなってほしくないものだ。

 ちなみにNHK教育の「知る楽」は荒木経惟氏の特集なので楽しみだ。
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