かねてより懸案、検討中(?)だった千恵子選手の腰の手術は本人の
手術や術後の生活への不安や過度な恐怖心のようなものが解消されず
『私はどんなことがあっても絶対に手術はしない・・』という強い
意思表示で中断されていたが7月から足腰の痛みや痺れが激しくなり、
整形外科医の『体力的にも今が最後の機会かもしれない・・』という
言葉に本人も観念して紹介状を書いてもらい、大きな病院で診察を
受けたのが7月下旬。
そして紹介された病院で7月30日に諸々の検査をした結果
8月15日に手術・・と決まり、4日に最終検査を行って14日に入院、
15日に予定どおり手術が行われた。
入院はおおよそ2週間とのこと。(これがそうはいかない・・)
入院時は希望どおり個室に入ることが出来、本人も私達家族も喜んで
いたのだが手術後は点滴をはじめ体中にたくさんの管をつけた状態で
ナースセンター内のICUのような個室で24時間看視という状況。
決められた時間内であれば面会は可能なので近くに住む娘同伴で
毎日面会に行っているが、術後2~3日は認知症の状態が急激に
進行したと思われる様子でこのまま何もわからない状況が続くのかと
思うと私の心にもいくつかの不安がよぎった。
その不安のようなものも少しずつ解消され体調も日々回復に向かって
いるが、このままICU内の生活が2週間続くのか?・・それとも個室に
戻れるのか?・・
19日に「入退院支援室」の「認定プライマリ・ケア看護師」から
連絡があり21日の面談で『いずれ医師からも話があると思いますが、
退院後自宅へ直帰は叶わず、リハビリ専門の病院で2~3カ月の
リハビリ後の帰宅になると思います』ということでその後、
「医療福祉相談室」の社会福祉士からリハビリ専門病院選択など
具体的な説明があり、今日(23日)に受け入れ先の病院と話し合う予定と
なった。
私自身の実生活も大きく変わり、多少の戸惑いのようなものも
感じながらも娘や、やはり近くに住む息子家族の励ましなどもあり、
心身共に健康な状態で生活できている。
食事や調理の問題は最近、意欲をなくしていた千恵子選手に代り私が
かなり前から取り組んでいたので迷いや戸惑いなどはなく、むしろ
やればやるほど成果も感じ取れるので楽しみとまではいかないまでも
苦にはならない状況に・・・
(男子厨房に入らずを続けてきた私自身の良き大改革)
過去にやったことの無い洗濯も最初は娘に教えて貰い(?)その後、毎日
病院から持ち帰ったものと自分の物、いずれも問題なくできている。
掃除やゴミ出し(ゴミ出しは経験あり)なども積極的に取り組んでいるのが
気持の上でもいい効果に繋がっているのではないだろうか。
自分としては負担が増えたと考えるのではなく、未経験、未体験のものに
少しずつ取り組んでいるのだと思うとそれなりにできるものだと実感
しているのだ。
ただ・・
千恵子選手の認知症の緩やかな進行を日々感じる近年、彼女の「司令塔」
としての言動がなくなりつつあるその姿を見ていると、つい、以前の
活力ある姿を思いだし胸に去来する寂しさも感じるのだがそれは
致し方のないこと・・・
私はあくまで無理のない『いつも、いつでも元気炸裂!』を今までどおり
自然に続けるのみだと再確認して大好きな暑い夏に熱き心で今後も
日々明るく行動しようと思っている。
この小さな私事が良き方向に向かっていくよう・・
また世界中の人たちが戦禍に見舞われることの無いようブログ友の
皆さんと一緒に大きな願いをかけて・・「星に願いを」を掲載・・
星に願いを