『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

「篠突く雨」への想い・・・

2023-05-23 12:19:38 | 喜怒哀楽をポジティブに
昨日の29.5℃から15℃も下がって今日の東京や埼玉は14℃・・・
肌寒く感じる人達もいることだろう。
昨日の夕刻から降り出した雨は今日一日中降り続くという予報・・・。

昨夕の集中豪雨(?)は室内にいてもマンションの通路を隔てた
駐輪場の屋根を凄まじく叩く音でその激しさがわかるようだった。

通路側にある自室を出て玄関のドアを開けると排水溝へ流れる雨水の
ゴボゴボ、ゴボゴボという連続音が静かな通路に響き渡っていた。
リビングへ行きガラス越しに庭の様子を見ると庭木の葉はどれも
激しい雨を受け、懸命に堪え続けているように見えて痛々しく感じた。

その光景を見て突然頭に閃いたものが・・・
あれは高校生の頃だっただろうか・・・
廊下から昨日と同じような雨をぼう~っと見ていた私に母が後ろから
声をかけた。
『ふんちゃん、こういう雨のことをしのつくあめというのよ・・』と。

しのつくあめ?・・』初めて聞いた「篠突く雨」と言う言葉を
咄嗟に理解できるわけがなかった。

母は『たくさんの群がって生える あの細い「篠竹」の束が地面に
突き刺さるように激しく落ちてくるような光景を想像してごらん・・』と
その言葉の由来を話してくれたことがついこの前のような気がした。

以来、私は雨を表現する数々の言葉の中でもこの「篠突く雨」の
イメージを大切にしているのだ。
(実際には降ってほしくない雨なのだが・・・)

自分で覚えた数々の「雨」に関する言葉ではなく、母に教えて
もらったという温かみが「篠突く雨」の激しさを心の中で優しく
包み込んでくれるような気がするからなのである。

余談だが・・・
ブログ友けんすけさんと「母」について何度かコメントを
交わしたことがある。
男の子と母親とはお互いに何か特別な感情が働くのではないだろうか
などと言うことで・・・
勿論、決して女の子との差別などではなく・・・
女の子には安心できても男の子には母性本能がより一層
はたらくのだろうか・・・

母を思いだしたので・・・

母を思う言葉はやはり縦書きが似合うのでは?・・・
私はこうしてブログの記事や友人間での会話の時は妻のことを
昔から千恵子選手と言っているので若い後輩たちも千恵子選手と
呼ぶことも多い、特に女性がそう呼んでくれるのが嬉しい。

本人はスポーツも苦手で何の選手でもなく、唯一できるのは
高校時代に必須科目だったスキーぐらいなのだ。

そして・・
我が家ではお互いに相手を呼ぶ時に、私は「おかあさん」と呼び
千恵子選手は「おとうさん」と読んでいる。

P!NK, Willow Sage Hart - Cover Me In Sunshine (Official Video)


コメント (10)
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