ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

常設の演奏場を設える そのⅢ(「迫り」を造る)

2018年04月12日 | 日記
  
 今日の絵日記の絵(写真)は、二枚である。
 写真・左は「迫り」のための滑車の様子である。
  注:「迫り」とは、演技者が舞台の下から迫り上がってくる舞台装置である。 その”迫り”を引用させて頂いた。
 写真、左の橙色の円形状のモノは「戸車」を利用した「滑車」で、奥の戸車が「動滑車」そして、上部に固定滑車を配置している。
 手前は、牽引ケーブルを一か所に集める工夫で、設置した戸車である。
 俊敏な動きは、必要としないこと、そして、小さな”力”で、人形を安全・安定して、運搬させたかったことから「ダブル滑車(動滑車)」を採用している。
 戸車を採用したのは、身近にある事・入手が容易な事、そして、安価であることからである。
 人形が乗るテーブルの二か所に牽引ケーブルを設置し、一つの動力(ウインチ)で牽引している。
 その為に、片方に4個の戸車を使用している。(滑車として2個、牽引ケーブルを一か所に集める為、2個を使用)
 一番小さな戸車を選んだ。
 「奈落」から「舞台」への150mmの移動(上下)距離を、6秒程で上昇する。
 写真・右は、ウインチのプーリーと、追加した「センサー(マイクロ・スイッチ)」である。
 上昇時、プーリーは、反時計方向に、そして、下降時は、反転(時計方向)する。
 「迫り」のテーブルが上昇し、上限に達した時、牽引の力で「上限センサー」は、確実に動作するが、下降時は、テーブルの自重で降下する。
 下限でのセンサーの動作が、不確実であった。
 下限のセンサーが作動しなければ、ウインチは回転(時計方向に)を続ける。 
 そして、上限に至っても、論理的に、上限センサーは判断(上限に至ったことを)しない回路と成っている。
 時計方向に巻き上げられると、ケーブルは、プーリーの下方から・上方に移る。
 其のことを利用し、センサーを配置し、カーブルが異常(上方に至った時)をきたせば、センサーが働き、ウインチのモーターを停止させる仕組みである。
 独善的・排他的であるが、難解な論理より、単純な回路構成(論理回路)であることから、採用した。
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