山本藤光の文庫で読む500+α

著書「仕事と日常を磨く人間力マネジメント」の読書ナビ

164:いかさま

2020-05-31 | 新・知だらけの学習塾
164:いかさま
――第11講義:知育タンスの引き出しよりすぐり
いんちきのことを「いかさま」といいます。語源をご存知ですか。まさか「烏賊」は連想しないでしょうね。烏賊の不漁でものすごい高値になっています。魚屋で思わず「烏賊様」と呼んでしまったほどです。

――「いかにもそうである」からの転。「いかにもそうである」といって相手の信用を得て、うまくごまかすことから。(続日本語知識辞典)

「いかにもそうである」を、何度も口に出してみました。「いかさま」に転じた謎は、わからないままでした。
山本藤光2018.04.19

内海隆一郎『楡の木』を谷口ジローの絵で

2020-05-31 | 妙に知(明日)の日記
内海隆一郎『楡の木』を谷口ジローの絵で
■香港は一国二制度という国際的な公約で、「自由」が守られてきました。しかし中国共産党大会で、それをないがしろにする法律がだされました。これに対して一昨日、トランプ大統領の大演説がなされました。香港にある1300社の米国企業の利益を失っても、香港の「自由」を守らなければならない。トランプ大統領は、香港に付加した優遇制度を廃止すると宣言したのです。この毅然とした態度に驚きを通り越して、深く感動しました。日本の政治家は相変わらず「憂慮」しているばかりです。■内海隆一郎は、大好きな作家の一人です。昨日は『楡の木』を、谷口ジローのマンガ(小学館、ソフトカバー)で読みました。小学館文庫で読んだときの味わいと違い、やさしいタッチの絵に癒やされました。■真藤順丈『宝島』(講談社)の書評をアップしました。国内作家「し」に入れてあります。興味のある方はごらんください。迫力満点の展開に圧倒されました。
山本藤光2020.05.31