山本藤光の文庫で読む500+α

著書「仕事と日常を磨く人間力マネジメント」の読書ナビ

137:あくせく

2020-05-04 | 新・知だらけの学習塾
137:あくせく
――第11講義:知育タンスの引き出しよりすぐり
「あくせく」する。これを漢字で書ける人はあまりいないと思います。「齷齪」と書きますが、2つの漢字に「歯」が用いられています、。この語源をご存知ですか。

――元来、歯の間が狭いさまを表す。「齷」も「齪」、歯と歯の間がせまくつまっている意。転じて、心が狭く、余裕のないさまをいう。(日本語語源辞典)

この漢字は出題されても、読むことすらできませんでした。
山本藤光2019.02.17


根本昌夫『実践 小説教室』がいい

2020-05-04 | 妙に知(明日)の日記
根本昌夫『実践 小説教室』がいい
■根本昌夫『実践 小説教室・伝える、揺さぶる基本メソッド』(河出書房新社)は、非常によい著作です。PHP新書にもなっていますが、こちらは入手困難本です。単行本の方をお勧めします。特に作品解説の小川洋子『博士の愛した数式』、村上春樹『海辺のカフカ』、綿谷りさ『蹴りたい背中』の書評には、脱帽させられました。いずれも私が書評を発信している作品です。恥ずかしくなってしまいました。小説家志望の方のみならず、読書好きの人にもお勧めです。
山本藤光2020.05.04