奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その496)

2018-01-02 08:15:00 | 奈良・不比等
歴史ミステリー小説 北円堂の秘密

近鉄奈良線沿線の住宅地の公園では、元日に親元に帰って来た若夫婦が子供を遊ばせている風景が見られた。羽子板・凧揚げではなくて、キャッチボールでも無くてサッカー風の球蹴り遊びに興じている姿が殆どであった。幼年の子供は砂遊びにお母さんと遊んでいてお正月であろうと何かの記念日であろうと、弱齢の子供にとって砂場がとっても魅力的なのだろう。-----
最寄駅まで向かう途中のスーパーも半分は元旦も営業している。但し、開店と閉店時間が何時もより遅く・早いだけである。コンビニ弁当の様な商品を何時も通り並べてくれているので近隣の老夫婦や単身家庭は自分で料理をしなくても済み助かっている事でしょう。駅のマクドナルドも当然のように開店していたが、元日の午前中は空(す)いているようであった。------
客商売は他店を出し抜いて顧客を勧誘しなければならず、競争相手の居ない地域では殿様商売も出来るが、昨今直ぐに出し抜かれるのでウカウカできないだろう。お正月の元旦から働いている人には頭が下がる思いがする。昔から、交通機関であるとか、年賀状の配達であるとかお正月でも働き続けねばならない職業があり、そのサービスを何とも思わずに享受してきたが、或る年齢を過ぎると、世の中の仕組みが良く見えるようになってきて、大変なお仕事を不満も言わずに務めて下さっているので社会がお正月でも動いているのだなと日本の安定的な社会の素晴らしさをお正月にも様々に教えられる元旦であるのでした。
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