阿蘇神社の楼門が秋晴れの空に聳える、阿蘇神社の”田の実祭”が執り行われた
10時から神事が始まり、お祓いの後、米・酒・塩・水・鏡餅・魚・海藻・野菜・果物などの神饌に加え稲の初穂と赤飯が供えられた
お神楽を奉納した後、深々と頭を下げて神様に五穀豊穣を感謝する
神事終了後、「願(がん)の相撲」が奉納される…力士は駕輿丁(かやちょう;おんだ祭りの神輿の担ぎ手)が紅白に分かれて5組が2回取り組んだ、勝負は赤と白が交互に勝つように決められている
相撲が終わると、楼門前の横参道で流鏑馬(やぶさめ)が始まる。馬は10頭、射手は阿蘇神社流鏑馬射手会(阿蘇清峰高校の馬術部OB)が務め、参道には的が三ヶ所に設けられていて、阿蘇神社の楼門前を射手は3回駆け抜け、矢が当たると五色の紙吹雪が舞い上がる…一時間に渡る烏帽子に直垂(ひたたれ)・袴で鹿皮の行縢(むかばき)を着けた射手と馬の勇壮な儀式である