私は、約３ヶ月前に、
かけがえのない存在を失った
美しくて、賢くて、
ナイーブで、勇敢な、それがいなくなることは、
それまで、何度か想像して、
それだけで、とてもおそろしかったの
人生で、こんなに、
なにかをおそれたことはないくらい、
一番こわいと思っていたことだった
だから、それが現実になったときはね、
専心の必要な時間以外は、
ひたすら、泣いて、泣いて、
廃人のようになって、
それしかできなかった
それでいいと思った
いまでも、
ときどき思い出してせつなくなるけど、
私のなかで、一番こわいことがなくなったのは事実
だから、これから、さき、
どんなにこわいと思うことがあっても、
それは、二番目にこわいことなんだ
新しいふぉるてがきてくれて、
いま、思うのは、
先代以上の犬はいないけど、
それ以下の犬もいないってこと
大切な存在と私が、
一緒に、過ごして、かけがえのない経験をするってことは、
絶対に、決まっていることなんだ
人が何かを失うことがこわいのは、
それ以上は、もう永遠にやってこないと決め込んでるから
でも、本当にそうか？ってことなんだ
確かにそれ以上はなくても、
まったく別次元での、至高体験が、
自分を待っている可能性について、
いつも、開いていたいと、思ってる
ハートサポートサロン「フォルテネージュ」
