目が覚めたら、
“「与える」んじゃダメなんだ”
って、言葉が、頭にこだましてた
「ん? 与えるだけじゃダメなんだ、 じゃなくて?」
もっと、受け取りなさいって、ことじゃなくて?」
思い出したんだけど、
いつだったか、
瞑想のときに、
私は、天高く雲の上まで上昇し、
そこから、恵みの雨を降らせ、
同時に、
地上にいる私は、
その雨を、
いくつもの瓶(かめ)で受け取っていたことがあったんだ
実際、すべてはひとつ、であるならば、
与えるのも、
受け取るのも、
すべて、同一の存在の中でのことであって、
別の誰かから、もらったり、
別の誰かにあげたり、するんじゃない と思ったのを覚えているよ
宇宙の本質は循環なのだから、
ものごとは、
「すべて」という名の器の中を、
ただ、めぐっている
「与える」「受け取る」という言葉自体、
他の存在を、大前提にしているのだから、
だから、
そういう“やり取り”の意識から、
出てみることを、
教えられたような気がしたの
心臓が血液を、
カラダに自然に送り出すように、
何かを、あふれ出させて、
自分のすみずみにまで、行き渡らせる
そして、
巡りめぐって、還ってきたものを、
心臓は、自然に、迎え入れる
心臓は、決して、
「私は、彼らに与えたのだ!」って思わない
「だから、私は、彼らから、受け取る権利がある!」なんて、思わない
私たちの本質は、
この、心臓、なのだと、思うの
微妙なニュアンスなので、
あまり、考えていると、
また、同じことになりそう・・・
じわっと、感じ入る、だけに、しておこうっと