数日前、
近所を歩いてたら、
ある家の2階の窓へ、ピアノを運び入れようとしているのに遭遇したのね
そしたら、昨日、
実家の母から電話があって、
「ピアノ、Rちゃんに譲ることにして、明日運び出すからね。」って言われた
「そっかぁ・・分かったよ」
私が小学3年生頃に、我が家にやってきたアップライトピアノ
最初はとっても嬉しかったんだけど、
指動かなくて、全然うまく弾けなくて、
毎週のレッスンが嫌いになって、小6で辞めちゃって、
中学高校では、ポップスなんかの楽譜を買ってきて、好きな曲を好きなように弾いてたっけ
家族で私以外に弾く人はいないから、
私が大学入って実家を離れてからは、時々帰省のとき、気まぐれに弾くか弾かないかだったから、
リビングで、あの巨大な黒い箱は、休眠状態に入ったわけだ
Rちゃんは、私の唯ひとりの姪っ子で、
まだ3歳なんだけど、ピアノを習うことになったんだって
で、有効利用ってことで、実家から数百キロを運ぶらしい
私、ちょっとノスタルジックになって、
夫に「ピアノ、家からいなくなるよ・・・」って、メールしたらね、
「可愛い姪っ子が嬉しそうに弾いている姿、想像するだけでも幸せになりそうだ。ピアノもきっと喜んでいるよね。」って返ってきた
「そだね。ピアノ、もう40歳近いよ、Rちゃん3歳なのにね。」
「里誉の幼なじみが、Rちゃんのお友達になるのか・・」
ねえ、私、
この人のこの優しさが大好きで、結婚したんだよ
あまり触ってあげられなかったけど、
うまく弾いてあげられなかったけど、
Rちゃんにたくさん奏でてもらってねって、心でピアノに話しかけてたら、
突然、ツーンって耳鳴りがしてさ、
まるで、ピアノのひとつの鍵盤を、ターンって叩いたみたいな音だった
絶対音感がないから、何の音階か分からないけど、
確かに、答えてくれたって思ったよ
そして、今、私の足元では、
「そろそろ、ボクにご飯、ちょうだいよ~」って、ピアノならぬフォルテが鼻を鳴らしておねだりしてる
ハートサポートサロン「フォルテネージュ」
羨ましいですね・・・
そんなパートナーシップに一番憧れます・・・^^