こんな経験をよく聞きます。
ものすごい閃きを持って、
Aということを決意したのに、
その直後に、他から、notA を突きつけられる。
まさにこれだ！と思って、バイオリンを習おうと決めたところ、
家族から反対される みたいなことですね。
この場合、人は当然混乱します。
あんなに輝いていたAは間違っているのだろうかと考えます。
現代人は、結論を重視するので、
Aは正解なのか、不正解なのか、そればかりを考えます。
「ストップしなさい」ととらえて、やめるか、
「意志を試されている」ととらえて、強行するか、という具合に。
でも、これって、
大事なのは、Aを選択するか否かではなくて、
フォーカスすべきは別のところにあるのです。
「ゲットすべき宝物を忘れているよ！」
RPGで、ちゃんとクリアすべきことをクリアしないと、
次のステージに行けないのと同じ。
Aを選択する以前に、何か、忘れていることがあるのです。
それを、気づかせるための警告なのです。
誰かとの関わりとか、
何かを調べることかも知れないし、
視野を広くして熟考して知恵を得ることかもしれないし、
影響が及ぶ範囲への思いやりを発揮すること、かも知れません。
それらを丁寧にクリアする、
それが宝物です。
そうやって道を進んでいると、
Aであっても、Aでなくても、
どちらでも構わないような気になってくることだってあります。
逆に、何がなんでもAなのだ！と、改めて気づかされることもあります。
どちらにしても、
落ち着くところに落ち着くはず。
not Aを突きつけているのは、
他の誰かではなくて、
実は自分自身。
それを忘れてしまうと、
邪魔されたと被害的になったり、
やる気をくじかれて自暴自棄になったり、しがち。
そうではなくて、
何でも知っている愛に溢れた自分が、
五次元のかなたから、
せっかくの宝物を見過ごしたらもったいないよ、と導いているのです。
（インターステラ、観ました？）
もちろん、そんな導きなど無視して、
衝動の向くまま行動してもOK!
そうなったとしても、
そこには尊い経験があるし、
必ず、また、他の誰かの形をした自分に助けられる。
誰もあなたを試していないし、
叱責も批判もしていない。
だいじょうぶ。
あなたがすべきなのは、
意志を強くすることではなくて、
シンプルな意図を持つことです。
「私はこのことを人生の糧にする。」と。
あとはただ、
目の前を訪れてくれたものに、
視線を注いで、
細部までじっくり観察して、
その精巧なデザインに、
「はぁ～、美しい・・」と、ため息してればよいのです
～♪ 目に映るすべてのことはメッセージ～(^^♪
May the FORCE be with you
