花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

カラーリーフを愛でる(2)

2023-07-24 | 植物 花

今日の「カラーリーフ」は、「カラテア・マコヤナ」と「カラテア・ドッテイ」です。

最初は、「カラテア・マコヤナ」です、「カラテア」 Calathea   の 代表種で

此の「カラテア・マコヤナ」<五色矢羽根芭蕉 / ゴシキヤバネバショウ> Calathea makoyana  が多く栽育されます。

<「カラテア・マコヤナ」>

葉の模様が、素晴らしく、黄緑地に濃い緑の斑点模様、全体に細い筋が入ります。

茎付きの広卵型の葉は、20から30cmと大きなもので、密集します。

興味深い習性は、<睡眠運動>をすることです。

夜に葉を閉じます閉じます、朝に元に戻り、昼に横に広げることです。

夜に葉を閉じますので、淡紫色の葉の裏側が見え、色の変化も愉しめます、”孔雀の羽” の文様です。

クズウコン科、ガラテア属、非耐寒性多年草、熱帯アメリカ原産、学名   Calathea makoyana

尚、<マコヤナ>は、フランスの植物学者の名前に由来するとか

夜間に葉を立ち上げるので、葉の裏側が、見えます、淡い紫色が、表側との違いです。

<「カラテア・ドッティー」>

此の「カラテア ドッティー」も異色の「カラテア」です、卵形、波状で暗緑色の葉の真中を通る筋と

縁の内側を彩るピンクの線模様が、アクセントを添えます。

鑑賞時期は、周年ですが、此の夏の季節に掲載しました、暑苦しく感じ無ければと思います。

クズウコン(ショウガ)科、カラテア属、南アメリカ原産、常緑多年草

学名   Calathea roseopictal cv.´Dottie`、英名   Calathea doffie



序でに、「カラテア」ではなく「カンナ」の葉ですが、似た模様の葉ですので、載せてみました。

赤や黄色の花が咲き競う “夏の花” 「カンナ」が夏を賛歌しています。

原種「カンナ・インデカ」 Canna indica  を基にした園芸種のグループを「カンナ」 Canna cv.  と呼ぶそうですが

普段、視ることが多い品種、「ハナカンナ」が一般的です。

大きな葉に、斑模様が綺麗です。

カンア科、ダンドク属、半耐寒性球根、熱帯アメリカ原産(園芸種)、学名   Canna × generalis英名  Canna lilly

下図は、葉の斑入りが愉しめる銅葉系の品種です。



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