「ネメシア」(Nemecia ) や「ウォールフラワー」(Erysimum cheiri ) が、春の到来を告げます。
科名は、違いますが、形が似ている花二種を挙げてみました、「アセビ」と「エリカ・ダーリーエンシス」です。
最初は、「アセビ」(馬酔木)の花です。
”馬酔木” の名前ですが、馬が食べると毒の所為で、酔った様にフラフラになるとのことで命名された由
元来、草食動物は、此の植物を食べる習性が無いとのことで、此の馬は、空腹だったのでしょうか ・ ・ ・
壺型の花を多数下垂する様子は、見事な眺めです。
園芸種が多く、ピンクの花を咲かせる「アケボノアセビ」等に、人気が、有ります。
花の形は、4月頃に開花する「ドウダンツツジ」(満天星躑躅)に似ています。
ツツジ科、アセビ属、耐寒性常緑低木、日本、中国、台湾に自生、学名 Pieris japonica
別名「アシビ」、「アセボ」
「馬酔木」の園芸種に「アケボノアセビ」(曙馬酔木)が、有ります、淡いピンク色の美しい花です。
学名 Pieris japonica f.rosea、別名「ベニバナアセビ」(紅花馬酔木)
次の ”壺型の花” は、「エリカ・ダーリエンシス」の花です。
耐寒性の有る「エリカ」は、冬に愛でる花の一つです、品種が多い「エリカ」ですが
今回は、釣鐘型の花を咲かせる「エリカ・ダーリエンシス」を挙げてみました。
多い品種の中でも耐寒性が強く、原産地がアルプスの「エリカ・カルネア」Erica karnea と
アイルランド原産の「エリカ・エリゲナ」E.erigena との交雑種とか
原産地が、寒い地域なので耐寒性が抜群なのが解ります、開花期が、2月から4月頃です。
葉は、杉葉で、花色は、ピンク、白、紅紫色等です。
学名 Erica × darleyensis 、英名 Darleydale heath、別名「ジョッコウ」、「ダーリーデールヒース」
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