「エノコログサ」が、初秋の風に揺れます、犬の尾っぽに似ているので ”犬っころ草” から「エノコログサ」となった由
漢字表記も「犬子草」、「狗尾草」とか、でも一番は、「ネコジャラシ」かな、学名 Setaria viridis
英名 Green bristle grass、Foxtail grass
ヒガンバナ科の花(3)は、「ダイヤモンドリリー」、「シロバナマンジュシャゲ」、「ショウキラン」、の3種です。
<「ダイヤモンドリリー」>
南アフリカ原産の原種から改良した園芸種が数多く、花の色も白、黄、ピンク、紅色、濃赤色と豊富なようです。
散形花序に10から20個の花を咲かせ、花びらの形が違う種類も有ります。
原産地には、300種位の品種が有るとのこと、交配種も多いようです。
花期も長く、12月後半頃迄愉しめます。
「ダイヤモンドリリー」の名前の由来は、陽に当たるとダイヤモンドの様にキラキラ光るからとか
似た花に、「ヒガンバナ」、「ショウキラン」、「キツネノカミソリ」等の
「リコリス」( Lycoris spp.) が有りますが、「ネリネ」とは別種です。
亦、花と葉を同時に着けるのも、他のヒガンバナ科と違うところです。
ヒガンバナ科、ネリネ属、半耐寒性球根、南アフリカ原産、学名 Nerine Hybrids
英名 Nerine (ネリネ)、Diamond lily (ダイヤモンドリリー)
別名「ヒメヒガンバナ」(姫彼岸花)、「
多彩な花色と花弁の形状です。
「シロバナマンジュシャゲ/シロバナヒガンバナ」(白花曼珠沙華/白花彼岸花)もヒガンバナ科の花です。
赤い花の「ヒガンバナ」(彼岸花)は、多く視ますが、白色の
「ヒガンバナ」「白色彼岸花、白色曼珠沙華」も
視ることが有ります、白色と言っても純白ではなく、淡いピンクや
淡い黄色の筋が入ります。
「ヒガンバナ」(Lycoris radiata)と「ショウキラン」の
自然交雑種とのことです。
「ヒガンバナ」の花弁より反り返りが少なく、「ショウキラン」より
花弁の縁のフリルが緩い特徴が有ります。
花期に、葉がないのも、上載の「ナツズズイセン」と同じです。
外側花弁が3枚、内側が3枚、雄蘂6本、雌蘂1本、
花被片から突出ます。
ヒガンバナ科、ヒガンバナ(リコリス)属、耐寒性球根、中国原産、
学名 Lycoris albiflora
(*)日本で視られる「シロバナヒガンバナ」は、中国から入ってきたも
ののようです、別名「シロバナヒガンバナ」(白花彼岸花)、「リコリス・アルビフロラ」
「シロバナヒガンバナ」の交雑の相手の一つとされている「ショウキズイセン」(鍾馗水仙)も咲き始めています。
散形花序に、4~8個の花を咲かせます。
「ヒガンバナ」より大き目の花「ショキズイセン」は、黄色い花被片6枚、おしべ雌蘂が突出る様子は
他の「リコリス」類と同じです、花被片(花弁)の縁が、波打っている様子が、鍾馗様の髭に喩えて
<鍾馗>の名前が付いた由、立派な髭だったのかと ・ ・ ・ 金色ではないと思いますが
ヒガンバナ科、リコリス(ヒガンバナ)属、耐寒性球根多年草、中国原産、学名 Lycoris aurea
英名 Golden spider lily、別名「ショウキラン」(鍾馗蘭)、「リコリス オーレア」
尚、「ショウキラン」と同じ名前の、ラン科の「ショウキラン」Yoania japonica も有りますが、別の植物です。
交雑種の「リコリス・サングイネア」lycoris sanguinea(キツネノカミソリ/狐の剃刀剃刀)も=下図=
<各画像は、クリックで拡大表示します、時折、亀吉の様子も>
美しい写真、詳しすぎる解説、楽しい驚きのブログです。
の<イ>が、<イノコロ>になってしまいました。
退屈なブログですが、宜しく御願い致します。