「ナツメ / 棗」の実が稔ってます、艶やかな赤黒色が際立ちます。
<「ナツメ」(棗)の実 >
初夏に、淡い緑色の小さな花を咲かせます。(下図)
核果が、薄緑色から黄、赤色、赤黒色に変化して、実の表面に皺ができて熟します。
名前の由来は、卵形の果実が、茶器の<なつめ>似ている方とか
亦、他の説には、「ナツメ」は、春より遅く、夏に芽を出すからとか
他に、「夏実」<ナツミ>、「夏梅」<ナツウメ>で、夏に実が、熟すからとか、諸説が有るようです。
乾燥した実は、菓子の材料や生薬の原料になります。
葉は、秋に紅葉して、小枝ごと落下します、一見、常緑樹の葉に似て、肉厚です。
クロウメモドキ科、ナツメ属、落葉高木、西アジア、中国原産
学名 Ziziphus jujuba、英名 Jujube、Chinese Date
最初は、“ハガキの木” の名前が付いた「タラヨウ」の赤い実です、光沢の葉と真赤な実が輝いています。
<「タラヨウ/多羅葉」の実>
実は、赤色よりオレンジ色に近い色彩ですが、赤く照り輝くルビーの様相です。
葉の裏に鉛筆状の尖った物で傷を付けると、書いた処が黒く変色するので、文字が書けます。
此の現象が、<葉書>の語源になった由、郵便局のシンボルツリーになっています。
郵便局の敷地内には、シンボルツリーとして、此の樹木が多く視ます。
5月頃に小さな黄緑色の集合花を咲かせます。
尚、葉に切手を貼って、宛先を書けば、郵便として送付可能との事でいたが
よく調べてみたら、小さすぎて定形外郵便でも送れないとのことでした。
<多羅葉>語源は、ヤシ科の「タラジュ」(多羅樹) Coryhautan に似ていて、此の木の葉にも
昔、インドでは、経文を書いたとか、葉は、肉厚で、光沢の有る長楕円形
モチノキ科、モチノキ属、常緑高木、日本、中国原産、学名 Ilex latiifolia
英名 Tarajo Holly 、愛称「葉書の木」、「郵便局の木」
風が吹くと、葉の形からか、音を立てて戦ぎます。
<「ソヨゴ」(冬青)の実>
開花期は、5月~6月、白くて小さな五弁の花を咲かせます。
葉に特徴が有り、3cm位の葉の茎が着いて、楕円形の葉は、厚くて光沢が有り、表面が滑らかです。
亦、葉の縁が波打っています、此の形状や質感が、風が吹くと葉が、戦(ソヨグ)いで
葉同士が触れ合い、音を立てるので
「ソヨゴ」の名前になった由、「冬青」は、常緑樹故の命名でしょうか
果実の直径は、5cm位で赤く熟して輝きます。
モチノキ科、モチノキ属、常緑小高木、日本、東アジア原産、学名 Ilex pedunculosa、
別名「フクラシバ」(*)
(*)別名の「フクラシバ」は、葉を加熱すると、葉が膨らんで、破裂するからとのこと
他の画像は、gif にしました。
開花期は、5~6月頃、集散花序にをだして、数個着けます。