今日、1回目は、「カンパニュラ」 Campanula spp. を2種を挙げてみました。
他の2種は、次回に分けて載せてみます。
1回目は、「カンパニュラ・メディウム」と「カンパニュラ・プンクタータ」です。
<「カンパニュラ・メディウム / 風鈴草」>
総状花序をだして、斜め上向きに花が咲きます、花色は、青紫、ピンク、白等です。
葉が地面を這うように広がり、中心から花茎が立ち上がり、枝分かれします。
釣り鐘状の花をやや上向きに咲かせます。
ヨーロッパの自生種を改良した園芸種が多く見られ、二重咲き、外側の花弁が平開して、内側の花弁が
カップ状の「カンパニュラ・メディウム ’カップ アンド ソーサー’」等
仲間の「ホタルブクロ」(蛍袋)にも二重咲きが見られます。
<カンパニュラ>は、ラテン語の Campana (鐘)に由来するとか
キキョウ科、ホタルブクロ(カンパニュラ)属、耐寒性二年草、別名「フウリンソウ / 風鈴草」、学名 Campanula medium
下図は、二重咲きの「カンパニュラ・メディウム ’カップ アンド ソウサー’」”Cup and Saucer” です。
次は、“山野草” として御馴染みの「ホタルブクロ」(「カンパニュラ・プンクタータ」)です。
<「ホタルブクロ」>
釣り鐘型の花を下向きに咲かせます、特徴として、五枚の萼が、大きなV字形をしていて、其の間に反り返った
副萼片が在ることです、萼は、丁度「茄子」の<ヘタ>に似ています。
名前の由来は、<子供が、蛍を此の袋の様な花の中に入れて遊んだからとか、一方、昔、チョウチン(提灯)を古い名前で
ホタル(火垂)と呼んだからとか>との説が有りました、<蛍を包む袋>も、<提灯の形>も頷けますか
日本、中国、朝鮮半島原産、多年草、学名 Campanula punctata、英名 chinese rampion、bell-flower
赤紫色や二重の白色の花も
「ホタルブクロ」の花にも二重咲きの花が
濃い青色の花 ’サラストロ' も視られます、Campanula ’Sarastro'
下の映像は、「ホタルブクロ」の花です、NHKアーカイブから