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花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

園芸名 ”エンジェルトランペット” (2)

2020-07-18 | 植物 花

ユニークな名前の「エンジェルトランペット」”天使のトランペット” の花です。

別名、「キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)です。

<「エンジェル トランペット」>

木本性で、ラッパ形の花が、下向きに咲きます。

以前は、チョウセンアサガオ(ダチュラ)属  に区分されていましたが

現在は、キダチチョウセンアサガオ(ブルマンシア)属に入っています。

「朝鮮朝顔」が、上向きに咲き、此の「キダチチョウセンアサガオ」は、下向きに咲かせる違いです。

花冠が、4から5裂して、芳香が

花色は、ピンク、橙、黄、白と豊富です、開花期が長く、秋頃まで愉しめます。

ナス科、キダチチョウセンアサガオ属、半耐寒性常緑低木、熱帯アメリカ原産、学名 Brugmansia suaveolens

=Datura suaveolens (旧学名)、朝鮮の名前が、付いていますが、朝鮮原産ではないとのこと

英名 Angel's TrumpetTree Datura別名「ブルグマンシア」、「ダチュラ」(旧属名から)




尚、近縁種のナス科、タチュラ属の「チョウセンアサガオ」(朝鮮朝顔)」Datura metel は、上向きに花を咲かせます。

「朝鮮朝顔」

「ダチュラ」(Datura spp.) には、草タイプ、木本タイプが有って、草タイプには、「チョウセンアサガオ」(朝鮮朝顔)が

入ります、萼が筒状で、漏斗状の白い花を上向きに咲かせます。

“朝鮮朝顔” の名前が付きますが、朝鮮が原産地ではなて、“外国から入ってきた” 位の意味とか

亦、“朝顔” は、ヒルガオ科の「朝顔」ではなく、花の形が似ている故の命名とのこと

トゲトゲの実が、秋には、稔ります。

仲間には、中央アメリカ、南アメリカ原産の「アメリカチョウセンアサガオ」(D.inoxia)が有ります。

似た花なので区別が困難です。

「アメリカチョウセンアサガオ」の葉茎には、細かい毛が密生していて、「チョウセンアサガオ」の無毛と区別できるとのことですが

実際、葉や茎に触ってみて、細かい毛が密生したビロード感か、無毛の感触かは、困難です。

更に、「チョウセンアサガオ」は、一年草、「アメリカチョウセンアサガオ」は、多年草とのことです。

他に、葉の形が、切込みが深い鋸歯状の「シロバナチョウセンアサガオ」等も在りました。

木本タイプには、「キダチチョウセンアサガオ」(木立朝鮮朝顔)が、有ります。=最後に追加=

ナス科、チョウセンアサガオ属、半耐寒性一年草、南アジア原産、学名 Datura metel

別名「ダツラ」、「マンダラゲ」(曼陀羅華)

下図は、葉茎の手触りが、多少 ビーロードの感触が有り、其の所為で淡い灰色にみえるので

もしかして、「アメリカチョウセンアサガオ」かも、開花前の姿は、「バラ」の花の様です。

下図の様な紫色で二重の品種も有ります。

果実は、トゲトゲで、花のイメージからは、程遠い感じです。

 亀吉

<各画像は、クリックで拡大表示します>


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