花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

「サルビア」シリーズ(6)

2023-09-09 | 植物 花

今日は、「サルビア・グアラニティカ」、「サルビア・プラテンシス」、「サルビア・オフィシナリス」です。

 

<「サルビア・グアラニティカ / ガラニチカ」>

総状花序をだして、濃い青紫色の筒状唇形の花を咲かせます、黒い萼の色、緑色の葉、花の青紫の

コントラストを楽しみます、花の形は、次に載せる「サルビア・プラテンシス」(「メドウセージ」)に似ています。

其の為、輸入業者が、「サルビア・グアラニティカ」を「サルビア・プラテンシス」と間違ったので

今でも、「サルビア・グアラティカ」を「メドウセージ」と呼んでいることが有るようです。

花冠がユニークな形ですので愉しめます。

香料として利用するセリ科の「アニス」の香りがするので、 英名に此の名前が付いていました。

シソ科、アキギリ属、耐寒性多年草、南アメリカ原産、学名 Salvia guaranitica英名   Anise scented sage


次は、「サルビア・プラテンシス」です、花の色が青紫、ピンク、白等と多彩です。

<「サルビア・プラテンシス」>

 茎の先端に総状花序の花穂を着けて、小さな舌状の花を咲かせます。

似た花で、近縁種に「サルビア・グアラニティカ」 Salvia guaranitica  が有りますが、其れより小さいさな花です。

葉は、卵型で対生、シソ科特有でザラザラしています。

「宿根サルビア」の中でも早咲きの品種です、暑さが苦手なので、後釜は、「サルビア・グラニティカ」になります。

シソ科、サルビア属、地中海沿岸、ヨーロッパ原産、学名   Salvia pratensis 、英名   Medow sage

別名 「メドーセージ」、この名前は、「グラニティカ」にも付いてますが、此方が正解とか

Salvia  は、ラテン語で<治療、薬用になる>の意味で、Pratensis  は、<草原に生える>意味と有り、薬草です。

後に、「サルビア・プラテンシス」(「メドウセージ」)と間違えられた「サルビア・プラテンシス」を挙げます。


最後は、「セージ」の別名が付いた「サルビア・オフィシナリス」からです。

<「サルビア・オフィシナリス」>

単に、「セージ」と呼ぶ場合は、此の「サルビア・オフィシナリス」 、英名  Common sage  を指すとのこと。

英名の  <Sage> は、サルビア属全体を指すとのことで、種類が多いことが解ります。

“オフィシナリス” とは、薬用の意味とかで、古来薬の原料として利用した由

亦、ソーセージのセージは、此のsage から由来するとのこと。

Sage  は、ラテン語の   Salveo (治療) → フランス語 の   Sauge

由来するとか、確かに、葉を揉んで嗅ぐと “薬っぽい” 香りがします。

シソ科、サルビア属、耐寒性多年草、地中海沿岸原産、学名   Salvia officinalis

英名   Common salvia 、Common sage、Garden sage別名 「ヤクヨウサルビア」



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