花壇シリーズ(8)
” 初夏、黄、橙色い花々(2)” に、「バクヤギク」(莫邪菊)、「ヘメロカリス」、「ハナビシソウ」等々を
挙げてみました、明るい初夏の色の花達です。
<「バクヤギク」(カルポブロツス・エドウリス)>
似た花で、ピンク色の花の「バクヤギク」(カルポブロツス・キレンシス)Carpobrotus chinensis より
花が大きく(花径10cm位)、花色が、淡黄色、黄色、花弁は、100枚以上着きます。
他は、葉の形や花の形等は、殆ど同じです、「莫邪菊」の名前は、他肉質の葉の断面が、三角形なのが
中国の名剣<干将 莫邪>に似ていることに因るとか
果実は、「無花果」に似て、ジャムに加工して食用にします。
ハマミズキ科、カルポブロツス属、這性、多年草、南アフリカ原産、学名 Carpobrotus edulis
英名 Hottetot fig、Sour fig、Ice plant 、Freeway ice plant 等々
他の画像は、gif にしました。
下図は、花径が、多少小さく紫桃色の花を咲かせる「カルポブロツス・シネンシス」(C.chunensis)
次は、黄色い「ヘメロカリス」です、”黄色い” と断ったのは、「ヘメロカリス」は、花弁の色や形 が
多彩ですので、今回の本題の ”黄色い花々” に拘って、黄色い花を挙げました。
他は、後日再度挙げて視ます、色や形が違っていて充分愉しめる花ですので
日本の「ユウスゲ」や「ノカンゾウ」の改良種とのことで、形姿は、似ています。
一日花で、夕方には、萎んでしまいますが、次々と新しい花を咲かせるので愉しめます。
ギリシャ語でも、学名の Hemerocallis は、”一日” を意味するとか
ユリ科(ヘメロカリス)科、ワスレグサ属、アジア東部原産、耐寒性多年草
学名 Hemerocallis Hybrids、英名 Daily-liliy
最後は、「ハナビシソウ」(花菱草)です。
<「ハナビシソウ」>
花の形が、家紋の<花菱>に似てる故に、此の名前が付いた由、4枚の花弁の並びが、菱形に見えます。
此の花も黄色以外にオレンジ、朱、ピンク等多彩です。
花径が6cm位になります、多数の雄蘂が目に付きます、灰白色の葉は、羽状複葉で互生します。
ケシ科、ハナビシ(エッショルツァイ)属、耐寒性一年草、北アメリカ原産
学名 Eschscholzia californica、英名 California poppy、別名 「カリフォルニア ポピー」、「エスコルチア」
アメリカ カリフォルニアの州花とのこと
<各画像は 、クリックで拡大表示します>