花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

初夏、黄色い花々(2)

2018-05-26 | 植物 花

花壇シリーズ(8)

” 初夏、黄、橙色い花々(2)”  に、「バクヤギク」(莫邪菊)、「ヘメロカリス」、「ハナビシソウ」等々を

挙げてみました、明るい初夏の色の花達です。

<「バクヤギク」(カルポブロツス・エドウリス)>

似た花で、ピンク色の花の「バクヤギク」(カルポブロツス・キレンシス)Carpobrotus chinensis より

花が大きく(花径10cm位)、花色が、淡黄色、黄色、花弁は、100枚以上着きます。

他は、葉の形や花の形等は、殆ど同じです、「莫邪菊」の名前は、他肉質の葉の断面が、三角形なのが

中国の名剣<干将 莫邪>に似ていることに因るとか

果実は、「無花果」に似て、ジャムに加工して食用にします。

ハマミズキ科、カルポブロツス属、這性、多年草、南アフリカ原産、学名 Carpobrotus edulis

英名 Hottetot fig、Sour fig、Ice plant 、Freeway ice plant 等々

 

他の画像は、gif にしました。

 下図は、花径が、多少小さく紫桃色の花を咲かせる「カルポブロツス・シネンシス」(C.chunensis)

次は、黄色い「ヘメロカリス」です、”黄色い” と断ったのは、「ヘメロカリス」は、花弁の色や形 が

多彩ですので、今回の本題の ”黄色い花々” に拘って、黄色い花を挙げました。

他は、後日再度挙げて視ます、色や形が違っていて充分愉しめる花ですので

日本の「ユウスゲ」や「ノカンゾウ」の改良種とのことで、形姿は、似ています。

一日花で、夕方には、萎んでしまいますが、次々と新しい花を咲かせるので愉しめます。

ギリシャ語でも、学名の Hemerocallis は、”一日” を意味するとか

ユリ科(ヘメロカリス)科、ワスレグサ属、アジア東部原産、耐寒性多年草

学名 Hemerocallis Hybrids、英名 Daily-liliy 



最後は、「ハナビシソウ」(花菱草)です。

<「ハナビシソウ」>

花の形が、家紋の<花菱>に似てる故に、此の名前が付いた由、4枚の花弁の並びが、菱形に見えます。

此の花も黄色以外にオレンジ、朱、ピンク等多彩です。

花径が6cm位になります、多数の雄蘂が目に付きます、灰白色の葉は、羽状複葉で互生します。

ケシ科、ハナビシ(エッショルツァイ)属、耐寒性一年草、北アメリカ原産

学名 Eschscholzia californica、英名 California poppy、別名 「カリフォルニア ポピー」、「エスコルチア」

アメリカ カリフォルニアの州花とのこと


<各画像は 、クリックで拡大表示します>


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