花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

初冬のピンク色

2022-11-07 | 植物 花

此の時季に、明るいピンク色が、チョッピリ暖かさを醸し出します、「コルチカム」と「ルクリア」の花色です。

<「コルチカム」

ユリ科の「サフラン」や「クロッカス」に似た花を咲かせます。

60種位の原種が在る中から、園芸種が多く作出されているようですが

基本種は、「イヌサフラン」の名前の「コルチカム・オータムナーレ」種  Colchicum autumnale

と「コルチカム・スペシオサム」種  C.speciosum とのこと、一重が主ですが、八重咲きの花も

亦、花色は、ピンク、藤色が主ですが、白色、黄色も有ります。

春に披針形の葉を出しますが、夏には枯渇して無くなり、秋に球根から蕾を出して花を咲かせます。

花後の春に葉葉をつけるわけです、故に ’Naked Lady’ の愛称が、付いています。

似た花で同じ秋に咲く「サフラン」、春に咲く「クロッカス」との違いは

「コルチカム」は、ユリ科、「サフラン」、「クロッカス」は、アヤメ科

「コルチカム」は、花と葉が同時に着かない、「クロッカス」は、糸状の長い赤い雌蘂が目立ちます。

「コルチカム」の名前は、原産地のアルメニアの古代都市<コルキス Colchis に由来するとか

イヌサフラン(ユリ)科、イヌサフラン(コルチカム)属、耐寒性球根

ヨーロッパ、北アフリカ、地中海沿に自生、学名 Colchicum Hybrids英名 Autum crocus、Meadow saffron

別名「イヌサフラン」、「オータム・リリー」、「オータム・クロッカス」等々


八重や白色の品種も


「ルクリア」もピンクの花を咲かせてきました、冬の ”「桜」” です。

<「ルクリア」>

露地では、11月の頃が開花期の終りを向かいますが、冬、室内で充分に栽育可能です。

淡いピンク色の花弁と、香しい香りが、寒い冬に暖い贈り物です。

香りが有り、ピンク色が「桜」のイメージで、アッサム地方原産なので、流通名が「アッサムニオイザクラ」とか

勿論、「桜」ではないのですが、花が、長く咲くので ”散らない桜”  の異名も付いています。

花弁は、五弁で、20輪位が球状に着けます。

園芸種も多いようで、花色は、白、ピンク、濃いピンク色が有ります。

アカネ科、ルクリア属、半耐寒性常緑低木、ヒマラヤ、中国原産

学名    Luculia pinceana、、別名「ルクリア・ピンセアナ」

亀吉


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