花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

紅葉と赤い果実(1)

2022-11-09 | 植物 花

木々の葉の色付きが鮮やかになってきました、「ツリバナ」、「スズランノキ」、「ニシキギ」

「マユミ」、「ニッサボク」、「ハナノキ」、「フウ」等々の紅葉と

其の紅葉に負けない位に色着いた果実を挙げてみます。

今回は、「ツリバナ」、「スズランノキ」、「ニシキギ」の3種にして、次回に順次、残りを挙げる予定です。

<「ツリバナ」>

「ツリバナ」は、葉の紅葉より果実の色が一段と鮮やかで、特に種子が、赤く照り輝きます。

長い柄が在る花序に、初夏の頃、淡い紫や緑色の小さな花を咲かせます。

秋に、実の果皮が裂けて、赤い種子が長い柄に吊り下がります、「吊花」の由来のようです。   

ニシキギ科、ニシキギ属、落葉低木、日本、中国、朝鮮半島に弁婦、学名     Euonymus oxyphyllus


次も紅葉で有名な「スズランノキ」<鈴蘭の木>です。

<「スズランノキ」>

三大紅葉の他の一つは、通称「スズランノキ」の紅葉です、長楕円形の葉が鮮やかな赤色です。

円錐花序に「スズラン」に似た花を咲かせます。

ツヅジ科、オクシデンドルム属、北アメリカ原産、落葉高木、学名 Oxydendrum arboreum

落葉小低木、英名 sorrel tree

“通称” 「スズランノキ」としましたが、「ゼノビア」も、同じく「スズランノキ」と称しますので

「ゼノビア」も確かに「スズラン」に似た鐘型の白い花を咲かせます。

ツヅジ科、ゼノビア属、学名 Zenobia pulverrulenta 、英名 honey cup で別種とのこと

 

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5月頃から10月の頃に懸けて「スズラン」に似た釣鐘型の花を連なって咲かせます。

 

<「ニシキギ」>

「ニシキギ」(錦木)も紅葉と同様に、裂けた果皮から下垂する赤い種子も綺麗です。

茎には、コルク状の “翼” が付きます、他のニシキギ科の植物との違いです。

初夏の頃に、淡い緑色の4弁花を咲かせますが、小さいので見栄えがイマイチです。

ニシキギ科、ニシキギ属、耐寒性落葉低木、日本、中国、学名    Euonymus alatus 、英名    Burningbush

別名 「ヤハズニシキギ」(矢筈錦木), 枝に付く “翼” が弓矢の羽(矢筈)に似ているからとか

「ニシキギ」以外のニシキギ科には、「マサキ」、「ツリバナ」

「マユミ」、「ツルウメモドキ」等が有ります。

紅葉と赤い実を愛でる植物ばかりです。

枝に羽根(翼)が、着くので「矢筈錦木」の別名も

果実は、赤く艶やかに熟します、ルビーの輝きです。


下図は、葉も実も「ニシキギ」に似た「コマユミ」(小真弓)、枝に 翼が無いので区別できます。

 

「フウ」の並木も紅葉しています、市街地には、珍しい喉かな光景です。


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