花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

冬に咲くー№1

2023-11-26 | 植物 花

「ナンキンハゼ」の葉が紅葉に染まる頃、「ライム」の実が黄色に熟します。

夏の花「ハイビスカス」も室内で咲き続けます、窓には、寒さの所為で水滴が着きました。

一端、<実が稔るシリーズ>を終えて、今日からは、暫く<冬に咲く花>を挙げてみました。

一回目は、華やかな色彩の「セルリア フロリダ」の花にしました。

<「セルリア・フロリダ」>

「セルリア・フロリダ」が咲き始めています、暖かい春色のパステルカラーです。

<淡いピンクの花を、茎の先端に房状に咲かせます、葉は、細い円柱状で羽状複葉です。

<花弁のように見えるのは、花では無く、総苞なのです。

此の総苞のパステルカラーが、清々しく、明るい雰囲気を醸し出します。

イギリスの故ダイアナ妃が、ブライダルブーケとしたとか、ブライダルフラワーとして人気が有るようです。

英名も  Blushing bride  “頬を染めた花嫁”、ピンク色が、英名の由来でしょうか

セルリア属には、40種位有るとのこと、此の中で、フロリダ種が一番美しいようです。

近い植物には、夏に咲くヤマモガシ科の「プロテア」 Protea spp.  が有ります、同様にイキソチックな花です。

細長い円柱形の葉もユニークな形で愉しめます。

ヤマモガシ科、レルリア属、常緑小低木、南アフリカ ケープ地方原産

学名  Serruria florida 、 

細長い円柱形の葉もユニークな形で楽しめます。

 

此の時季の花、「セルリア」の新しい園芸品種が出回ってきました。

「セルリア・フロリダ」を中心にして、総苞(花弁と見紛う)の色の濃い薄い等で、種々名前が付いた品種が視られます。

開花時期が、初夏で、濃い色の「ジョーイ セルリア ’カルメン’」等が、人気の品種です。

他に、「セルリア ジョーイセルリア プリティピンク」等々



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