南半球の夏のクリスマスの花「クリスマス ブッシュ」Ceratopetalum gummiferum
英名 New South Walus Cristmas bush が早くも店頭に並びます。
日本では、初夏の頃に花の見頃になります。
”秋の宝石” 三種は、「ロウヤガキ」の実の<ルビー>、「ホルトノキ」の<エメラルド>、「ビバーナム」の<サファイア>です。
晩秋の陽を浴びて、艶やかさが増してきました。
<「ロウヤガキ」(老鴉柿)>=以前の記事から抜粋再掲載=
小型の「柿」なので、「ヒメガキ」(姫柿)の別名が付いています、亦、蕚が長く大きいので
子供達の正月の遊具<羽根衝き>の<羽根>に似ているので、「ツクバネガキ」(衝羽根柿)の別名も付いていました。
亦、「老爺柿」の名前が、付いています、実の皮の斑点が、老人の皮膚の<染み>を著わすのか ・ ・ ・ な
熟した時の実の色は、橙や真紅、形も球形や楕円形と多少違う種類が有り、斑点の入り具合も多彩です。
盆栽仕立てで愉しむことが多いようですが、生食には、渋くて、渋くて ・ ・ ・
澄みきった秋の空に映える夕陽のように、真赤に輝きます。
<ルビー>に喩えました。
カキノキ科、カキノキ属、落葉小高木、雌雄異株、中国原産、学名 Diospyros thombifolia、英名 Chinese persimmon
尤も、<ルビー>に喩えるなら「サンシュユ」の実の方が、妥当かと思われますが
「サンシュユ」は、以前のページに掲載済みですので、画像一枚載せて、他は、割愛です。
「ホルトノキ」の実は、<エメラルド>に喩えます。
開花時期は、夏、総状花序に白色の小さな花を咲かせます、花の姿を説明するには、適切な説明が
難しいので、画像を最初に載せました、ユニークな形です。
花の名前もユニークで、由来は、元来「モガシ」と称した植物で、オリーブに似た果実を着けるので
当時、「ホルトガル」と称した「オリーブ」の木を平賀源内が、間違えて「ホルトノキ」と名付けたとか
実を<エメラルド>に喩えるのは、黒紫色に熟す前の緑色の実の色です。
ホルトノキ科、ホルトノキ属、常緑高木、日本、中国、台湾に分布
学名 Elaeocarpus sylvestris var.ellipticus、別名「モガシ」
次は、メタリックな ”サファイヤ” の光沢を放つ「ビバーナム・チヌス」です。
「ビバーナム」や「トキワガマズミ」(常磐莢迷)の名前でも呼ばれます。
単に「ビバーナム」と呼ぶ場合は、此の「ビバーナム・チヌス」を指します。
仲間には、「ガマズミ」、「オオデマリ」等が有りますが、此の様な綺麗な実を着けるのは、「ビバーナム・チヌス」です。
スイカズラ科、ガマズミ属、常緑低木、地中海沿岸原産、学名 Viburnum tinus
下図は、花です。
<各画像は、クリックで拡大表示します>