花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

ゴマノハグサ科の花(2)

2018-07-27 | 植物 花

冬に咲く「雪女王」(「アロエ・アルビフローラ」)が、咲いています。

今年の夏の暑さを少しでも和らげようと

因みに、去年の1月4日に挙げた記事の抜粋です、冬の花なのが解ります。

今の季節に相応しい名前の花、「ユキジョウオウ」(雪女王)を挙げてみました。

別名 「アロエ・アルビフローラ」、総状花序に釣鐘形の白い花を咲かせます。

其の白い花びらに薄緑色の筋が入ります、葉は、細長い線形で、白い斑点が付きます。

ユリ科、アロエ属、常緑多年草、マダカスカル島原産、学名 Aloe albiflora

白い斑が入った線形の葉が、「アロエ」の特徴を著わしています。

ゴマノハグサ科の花(3)は、「ジキタリス」、「レイコフィルム・フルテスケンス」です。

<「ジキタリス」Digitalis >

ロゼット状の大きな根生葉から50cm位の花茎を伸ばして総状花序をだして

漏斗状の花を多数、横向きに咲かせます。

葉は、肉厚で白い毛が密生しています、ヨーロッパ、北アフリカ、中央アジアには、20種位品種が、有る様ですが

「ジキタリス・プルプレア」が、薬用(毒草)、観賞用には、一番多く栽育されているようです。

園芸品種も多くて、花色は、ピンク、青紫、赤、茶、黄、白、複色等多彩です。

花の内側の斑点が、濃い色で目立ちます。

Digitalis の由来は、ラテン語の<digitus>(指)から、花の形が指に似ているからとのこと

現代の用語<デジタル(Digital)>も此の<digitus(指)>からとか、”指で数を数える” ですね

ゴマノハグサ(オオバコ)科、ジキタリス属、耐寒性多年草、ヨーロッパ、中央アジア原産

学名 Digitalis purpurea 、英名 Foxglobe、別名「キツネノテブクロ」(狐の手袋)

因みに、英名に Foxglobe が付いた花には 、Chinese foxglobe 「レーマニア」(Rehmannia elata)

Wild foxglobe 、African foxglobe が付いた

「ケラトテカ・トリロバ」(Ceratotheca triloba) が有ります、似たような花です。

下図=「レーマニア」

 下図=「ケラトテカ・トリロバ」

次のゴマノハグサ科の花は、「レイコフィルム・フルテスケン ス」です。

<「レイコフィルム・フルテスケンス」>

銀白色の葉と淡い桃紫色で唇型の花のコントラストを愛でます。

唇型の花の ”上唇” は、2裂、"下唇" は、3裂しています、蕾も形、色ともに美しいものです。

ゴマノハグサ科、レウコフィルム属、常緑低木、北アメリカ南部、メキシコ原産 

学名 Leucophyllum frutescens 、英名 Cenizo 、Texas sage

別名 「ニーオン」、「レウコフィルム・フルテッセンス」



<各画像は、クリックで拡大表示します>

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「スズメウリ」を育てる № 7

沢山の葉も茂って日除けの効用が期待される。

 


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