「アジサイ」(紫陽花)の “本当の花” が、瞬きをしています、白い睫毛が光ります、星の様な両性花の開花です。
“夏色” は、純白の「エンジェル ウイング ジャスミン」、白色の「ストケシア」の白い花と
「オーストラリアン・ベルーベルズ」、「ブループルンバコ」の青い花の色です、初夏の爽やかな色です、涼風が通り抜けました。
<「エンジェル ウイング ジャスミン」>
10枚位の細長い花弁が、風車状(星形)に開きます、蕾の色は、茶緑色ですので、開花後の白色と好対照になります。
“天使の羽” の通り優雅です、花には、芳香が有ります、「ジャスミン」の仲間なのです。
濃緑色の葉は、楕円形で光沢が有ります。
モクセイ科、ソケイ属、常緑蔓性低木、パプアニューギニア原産、学名 Jasminum nitidum
英名 Angelwing jasmine 、Star jasmine、Windmill jasmine
別名 「オオシロソケイ」(大白素馨)、「ジャスミナム ニティドゥム」
<「ストケシア」>
白色の「ストケシア」も清々しい感 じのする花です、標準的な色は、紫色ですが
白色の透ける透明感も素晴らしいものです、白い以外には、黄、赤、青紫色と豊富です。
筒状花の周囲を深く五列 した花弁が、取り囲みますので、「ヤグルマソウ」に似たところが
葉は、広披針形で、縁には、棘が在ります。
「ストケシア」の名前は、イギリスの植物学者のジョナサン ストークスに因るとのこと
キク科、ストケシア(ルリギク)属、北アメリカ原産、学名 Strokesia leavis 、英名 Stokesia
別名 「ルリギク」(瑠璃菊)、「エドムラサキ」(江戸紫)
青色が、暑い夏を爽やかにしてくれます。
<「オーストラリアン・ブルーベルズ」(「ソリア」)>
濃淡のブルーの花弁が、爽やかです、小さなベル型の五弁の花を下向きに咲かせます。
蕾が開くにしたがって、花弁が重なった処は、濃い青色で、一重の処は、淡い青色に見えます。
果実は、食べることができますが、
トベラ科、ソリア属、常緑蔓性低木、オーストラリア原産、学名 Sollya heterophylla
英名 Australian bluebells、Bluebell creeper、別名「ソリア」、「ヒメツリガネ」(姫釣鐘)
「ブルーベルズ」、「ソリア・ヘテロフィラ」
同 じ様な名前の付ユリ科の「スパニッシュブルーベル」(シラーカンパニュラータ)/「ツリガネズイセン」(釣鐘水仙)
(Hyacinthoides non-scripta)
「イングリッシュユブルーベル」(Hycinthoides hispanica) 等々が有りました。
下図は、ユリ科の「スパニッシュブルーベル」(「シラーカンパニュラータ」)
最後は、ブルーが、清々しい「ルリマツリ」(瑠璃茉莉) の “夏色” です。
明るい夏の空の色の様です。
穂状花序をだして、筒状で五弁の花を多数咲かせます、20種位の品種が有るようですが
「プルンバゴ・アウリキュラータ」を、「ルリマツリ」と呼ぶようです。
花の色が “瑠璃色” で、形が “茉莉花” (「ジャスミン」)に似ているので「瑠璃茉莉」の名前が付いた由
萼に細かい毛が生えていて粘ります、種子を広く頒布する為の仕掛けとか
瑠璃色以外には、濃い青色や白色の品種も有ります。
イソマツ科、ルリマツリ属、半耐寒性常緑低木、南アフリカ原産、学名 Pulumbago auriculata(P.capensis)
英名 Cape plumbago、Leadwort、別名「アオマツリ」、「プルンバゴ」
「瑠璃茉莉」の名前ですが、下図の様な白色の品種も
<各画像は、クリックで拡大表示します>
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今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。
季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい。
尚、夜間は、不可視の場所が在ります。
高い山には、まだ雪が残っていますが、湖畔では、緑色が広がってきました。
<下図をクリックして御覧下さい>
いつも かなり詳しく植物を教えてくださるので
大変役にたっています。園芸歴はいたずらに長いのですが
知らないことだらけです。
楽しみに覗いています。
お立ち寄り有難うございます。
花だけのページ(時々リンクした亀の様子を)ですので
飽きると思いますが,宜しくお願い致します。
rosegardenn 様のブログも覗かせてください。