サクラソウ科の「プリムラ」(Primula Hybrids)が綺麗に冴える時季を迎えます。
「プリムラ・ジュリアン」(Primula Pruhonicensis Hybrids)の薇咲きや
「プリムラ・ポリアンサ ’ゼブラブルー’」(P.polyanthus Group)
「プリムラ・マラコイデス」( P.malacoides ) 等が、特に、目を引きます、来春頃迄愉しみます。
冬に咲く(4)には、「ベニジウム」と「キリタンサス」です。
<「ベニジウム」>
別名「カンザキジャノメギク」(寒咲き蛇の目菊)の名前が付いていますが、舌状花の中心の茶褐色の輪を
”蛇の目” に喩えたから、オレンジ色や黄色の舌状花との対比が鮮やかで、大きな眼の様に見えます。
開花期は、冬から早春で、花の少ない期間を補完してくれます。
頭状花序が、長い茎の先端に着きます、花色は、白、黄色、オレンジ等々、羽状、深裂して、互生します。
葉や蕾が、透明な毛で覆われて、キラキラと輝きます。
開花時間帯は、昼のみで、曇りや夜間には、花を閉じます。
キク科、ベニジウム属、半耐寒性一年草、南アフリカ原産、学名 Venidium fastuosum=Arctotis fastuosa
英名 Cape daisy 、別名「ケープ デ^ジー」、「ベニジューム」
春から咲き始める「デモルホセカ」(「アフリカキンセンカ」)Dimorphotheca sinuala (下図)に似ています。
葉や蕾は、水晶の様な毛が生えて輝きます。
「キルタンサス・マッケニー」も此の時季の花です。
尤も、5月頃から8月頃にも咲きます、地表から直ぐに細長い花茎を伸ばして、先端に10輪程で
花冠が6裂した花を咲かせます、花形は、細長い筒型、壺型、杯状と豊富です。
花の色は、赤、オレンジ、黄、ピンク、白等が有り、咲き方も上向に咲くもの、下垂するもの等が有ります。
代表種は、此の「キルタンサス・マッケニー」で、単に、「キルタンサス」と呼ぶ場合は、此の品種を指すようです。
甘い香りがします、「キルタンサス」の名前は、ギリシャ語で
キルトス(曲がった)、アンサス(花)を意味するとか
ヒガンバナ科、キルタンサス属、半耐寒性球根、南アフリカ原産、学名 Crytanthus mackenii
英名 Ifafa Lily、別名「フイフキスイセン」(笛吹水仙)
<各画像は、クリックで拡大表示します>