紅葉シリーズ №4
「スズランノキ」(鈴蘭の木)の紅葉を載せてみました。
見事な紅葉は、“世界三大紅葉樹” の一つに相応しい素晴らしさです。
長楕円形の葉が鮮やかな赤色に染まります。
「鈴蘭」に似た花を夏から秋に懸けて咲かせるので、此の名前が付いてます。
本来の「スズランノキ」は、ツヅジ科、ゼノビア属、落葉低木、「ゼノビア・プルベルレンタ」
Zenobia pulverulenta だそうですが、紅葉は、今回挙げる「オキシデンドルム・アーボレウム」
の方が美しいので、此の方を採り上げました。
ツヅジ科、オクシデンドルム属、北アメリカ原産、落葉高木、学名 Oxydendrum arboreum
別名「オキシデンドルム・アーボレウム」
5月頃から10月に頃に懸けて「スズラン」に似た釣鐘型の花を連なって咲かせます。
冬のユリ科、アオエ属の花は、「アロエ・アルビフロラ」と「キダチアロエ」です。
「アロエ・アルビフロラ」、別名「雪女王」
総状花序をだして、花茎の先端に、白い釣鐘型の「百合」の様な花を咲かせます。
花弁に緑色の筋が入り、線形の葉に白い斑点が着いて、野性的な感じがします。
「雪女王」の名前の通り、耐寒性は、有りますが、室内で開花させるのが無難です。
雄蘂が、花冠から長く突出ていて、オレンジ色の葯が、目立ちます。
葉は、他肉質で線形、切り口が三角形の三角錐です、葉の縁には、棘が生えています。
ユリ科、アロエ属、常緑多年草、マダカスカル原産、学名 Aloe albiflora、別名「雪女王」
白い斑が入った線形の葉が、「アロエ」の特徴を著わしています。
「キダチロカイ」(キダチアロエ)も咲いています、朱色が、周りを温かくしてるようです。
<「キダチアロエ」>
寒い露地でも「キダチアロエ」(木立アロエ)は、朱色の花を咲かせます、冬の灰色の風景に色彩を添えます。
剣形で多汁の葉の縁には、大きな刺ご密生します、中心から花茎を伸ばして、朱赤色の筒型の花を咲かせます。
多くの薬効が有るので、”医者いらず” の愛称が付いています。
「アロエ」は、ツルボラン科、アロエ属の多肉植物の総称とのことで
此の「キダチアロエ」も其の一種で、日本には、鎌倉時代に伝来したと記されていました。
日本の本州から九州の海岸に、多く帰化して分布しています。
仲間に「アロエ・ベラ」(Aloe vera)が有り、5月頃に黄色い花を咲かせます。
ツルボラン(ユリ)科、アロエ属、常緑低木(多肉)、マダカスカル原産、学名 Aloe arborescens
下図は、「キダチロカイ」の葉です、多肉質で縁の棘は、アロエ属の特徴です。