シェイクスピアやるなら、福士ハムレットか、福士オセロの方が・・・
長くなってしまったので、二つに分けます。
まずは、福士さんのエッセイ『白紙』第２回を読んで・・・
私が購読している新聞は、エッセイが連載されている読売新聞ではないのですが、第１回から親切な方が教えてくださったんです。大変感謝しています。今回は、駅のキヨスクで夕刊を購入しました。
第１回目は「名前について」でした。多くの芸能人が芸名をつけますが、福士さんは本名のまま。あえて芸名をつける必要がない良い氏名だと思いましたが、彼は両親が誠治という名前をつけた理由を愚直なほど誠実に語ってくれていました。「名は体を表す」って、本当ですね。文章からも、人柄がよく伝わってきます。
第２回は「性格について」。他人が思う自分の性格と、自分自身が思う自分の性格には多少のズレがあって、「どちらかが正しいのではなくて、どちらの自分も正しいのではないか」とした上で、「自分はこんな性格だと思う」と、分析しています。それによると、明るいポジティブ思考の持ち主で曲がったことが嫌いな真っ直ぐな猪（亥年生まれだし）とのことですが、私が思う福士さんは、「俯瞰と仰角」の二つの目線を持った素敵な人物です。俯瞰は客観的で冷静、全体を見渡す大人の目線。仰角は子供や昆虫が見ている世界。枝葉に注目したり、ある部分が思い切りデフォルメされた面白目線。二つの目線を持ったまま、役者としてどんどん伸びていって欲しいです。
そんな彼の最新作が『必殺仕事人２００７』。「京本政樹」風の仕事人を期待したのですが、どうやら仕事人は「ジャーニーズ」所属のタレント三人らしい・・・まあ福士ファンとしては、彼らを食っちゃうことを期待しつつ見ることにしましょう。そしてもう１本、シェイクスピアの『リア王』に基づいたドラマ『王様の心臓』に出演します。このドラマは、長澤まさみ主演の『ロミオとジュリエット』（父親が殺人容疑で指名手配されている廃品回収業の青年と事件を追う刑事の娘の許されぬ恋・・・）と二夜連続で放送される特別番組だとか。筋を知ったら『ロミオ～』に対する興味は急速に失われましたが、『王様の悲劇』の方はどんな按配でしょう？（同じ脚本家だって・・・）。共演が西田敏行と井上真央。私は井上真央さんのお顔も拝見したことがないのですが、彼女がコーデリアを演じるのだとしたら、福士さんには、リア王から追放され無一文になった彼女を王妃に迎えたフランス王を演じてもらいたいですね。やっぱり「殿様」顔だからね～
春一番（もう～？）が吹いた日に、もうひとつ嬉しい記事が。鈴花ちゃん、よかったね～
お久しぶりです こんばんは
「のだめ」１８巻やっと買えました。おもしろかったです。一気に読んでしまいました。そして思ったのですが。千秋先輩はやっぱり福士君の方がぴったりだと・・・去年はテレビと重ねて見ていたからかしらん と言うよりも玉木君＝千秋先輩の設定だったから。でも、悩める ちょっと暗い感じ それでいてやさしくて 繊細 ストイックで努力家 父親に対する複雑な思いを持つ青年 福士君に合うと思いませんか？
トシ子さんはテレビ「風林火山」見てますか？大河ドラマにしては久しぶりに面白くて毎週見てるんです。内野聖陽の山本勘助 いいですね～。ワイルドで色気を感じます。この間井上靖の小説も読みました。それでますます面白くなりました。本当は福士君に武田勝頼をイメージしていたのですが、（勝手に出演を想像していました）年齢的にちょっと無理なようですね。
昨日の「ハゲタカ」もよかったし、ＮＨＫもいい作品作ってますね。
それから「華麗なる一族」は私には今ひとつです。キムタクがなぜかつまらないのです。それにあの阪神銀行頭取のお顔を見ていると不愉快になってしまうのです。
裕美さんのおしゃるように、福士さんは千秋も「いける」と思います。でも、黒木くんをあれだけ完璧に演じられちゃうと、もう黒木＝福士になってしまって、パリ編で青緑色になって欲しいと・・・「父」が出てくると、達彦と拓司の関係を思い出しますね。だから福士＝千秋？『純きら』熱は冷めてしまったのですが、達彦熱はまだまだ・・・
内野聖陽さんは本当に素敵だと思います。谷原章介さんや貫地谷しおりさんとかも好きですし、今年は当たり年かな？ 『ハゲタカ』は見逃しました。裕美さんお奨めですから、次回から見よう～と。
『華麗なる一族』は見ていません。偏見だと思うのですが、主演の人がどうしても駄目なんです・・・
福士くんのことが出てたのででてまいりました（笑）
上↑のきゃーー！！ なつかしいわぁ～♪
そうそう！この人こういう顔も出来たんだわ！と思い出しました。上でも言われてますが、福士くんはその役になりきることが本当に出来る俳優さんなので、黒木くんでも千秋くんでも、どちらでもOKな人だと私も思います。
でも上↑の福士くんを見たらパリ編の千秋くんは福士くんにやってもらいたくなりました。パリ編は千秋のストイックさが際立ってきますから、玉木くんより福士くんの方が、上手いと思います。
それと、「白紙」読みましたよ～。
私はですね、今までの福士くんを見てて、特に「金とく」でかなり近距離で福士くんを１時間半にわたって観察することが出来てから、福士くんは良い意味で二面性を持っている人だなと思っています。
Toshiさんが言われたこともちろん！なのです。
あったか・ほんわかやさしい福士くん。
子供のようにキラキラの瞳で植物やら昆虫やら空を観察する福士くん。
しかし、仕事になると一遍し、その時の状況を判断する早さ確かさ。そしてそれらを考慮した上での気配り身のこなしの気品みたいなものの良さ。１時間半の間気を抜くことを一切しなかったプロ意識の高さ。
そして、これはですね、本人気づいてないかもしれないな。と思っているんですが、意外にクールな一面も持ち合わせているように感じました。冷たいのではなくて、仕事上において割り切ることの厳格さ。とても強固なものを感じました。これは良いように使えばこの人の武器になるかもしれないなと１人にやけておりました。（笑）
実は出かける前にコメント読ませていただいたので、本当は「おはようございます」だったのですが、返事を書くだけの時間がなく、今になりました。それにしても、はなさん、夜更かしですね～私も凄いけど・・・
裕美さんもおっしゃっていましたが、『のだめ～』で「父」が出てきたことで、（達彦の気持ちを考えれば）一番盛り上がった「葛藤する日々」を思い出し、福士＝千秋の出番でしょうね。ストイックになればなるほど、千秋が似合いそう。でも、そうすると、誰が「青緑色」のくろきんを演じるの？
『スウィングガールズ』では「あんな」感じでしたが、↑のように悩めるお顔が最高な人なので、（hitoさんも憂い顔が良いとおっしゃっていなかったっけ）『必殺』にしても、どんな極悪相手だろうと、ふと寂しげな憂いの表情で「仕事」をしてくれたらいいなあ～と、勝手に妄想していたのですが、どうも仕事の役柄ではないようなので（まだわかりませんが）、少しがっかりしてしまいました。
はなさん、『金とく』収録の場にいたんですよね。羨ましい～。じかにご覧になったので、よくおわかりかと思いますが、立ち姿の美しさ、食べる姿の美しさなど、人柄だけでなく立ち振舞いに品がある人なので（これは玉木さんにも感じました）、これを最大の武器にしてもらいたいと思う次第です。だから以前、永遠の貴公子ジェラール・フィリップを例にひいたのですが、似ているんですよ、二人とも。ジェラールも実際は気さくでひょうきんな人物でしたが、スクリーンの彼には近寄りがたい気品があって、汗などかきそうもない（本当は汗かき）感じに見えるところとかプロ意識の高さとか・・・はなさんご指摘のクールな一面も、貴公子ならではの特徴ですよね。本気で、ジェラール・フィリップ目指してほしいなあ～