さてさて、ニワトリさんがシバヤギの「おかか」に「やあ、久しぶり!」と声をかけにいったら、すでに「おかか」は中央に設けられた柵内に移動しておりました。
それ自体は別に驚くことでもなんでもありませんが、「おかか」が嫌々?渡らされていた高さ2m長さ5mの丸木橋の上に2頭のシバヤギが乗っていたのには、いささか驚かされました。しかも彼らは、Uターンもままならない橋の上なのに、「ここが自分の居場所」と言わんばかりに、くつろいだ表情で立っていました。
飼育係に訊ねると、「ひじき」「しじみ」「つな」の3頭が【なかよし動物園】に加わった、と答えてくれました。全員が全員「フィットネスクラブおかか」にも入会しました。
(つまり、3頭とも橋を渡れる)
いつになく「おかか」がリラックスしきった表情を浮かべていたのは、アスレチック大好きな後輩たちのおかげで「一本橋を渡る唯一のシバヤギ」という重圧から解放されたからかもしれません。そうだとすると、「おかか」にとって喜ばしいことではあるのですが、お腹のあたりがまた少し豊かになったような気もするので・・・。
上の写真は、中央でにらみ合う?「つな」(左)と「ひじき」(右)。どちらが折れたのかは忘れました・・・。
秋空をバックに「フィットネスクラブおかか」(肝心の会長がフィットネスに全く興味がなさそうですが)の新会員を紹介すると、上から「ひじき」「しじみ」「つな」です。どうぞ、よろしく~♪
薄茶色のヤギが「つな」、角のある黒ヤギが「ひじき」、角のない黒ヤギが「しじみ」と覚えるのがいい、と言われました。全員メスです。とても仲が良いけれど、「ひじき」と「しじみ」は、片方が何かをするともう片方も同じことをするなど、何かと互いを意識しているとか・・・。
温厚な長者の風情で微笑む「おかか」(左上)だけど、相変わらず【エサやり隊】からエサを全然もらえません。「ふぶき」=85%「みぞれ」=10%、残る5%を橋の上の「つな」「ひじき」「しじみ」の誰かがもらっておしまい。この日は、おかか=0%でした。あまりにも「おかか」が気の毒なので、ニワトリさんは2回分400円を奮発。エサバケツ1個あたりキャベツ3枚ニンジン1枚りんご1枚が入っているのですが、「おかか」に2枚、「つな」「ひじき」「しじみ」に各1枚ずつあげました。(右下)は、ニワトリさんから餌をもらった直後の「おかか」です。
ランチタイムの時間が来ました。橋を渡って本来の部屋に戻ります。「おかか」は、飼育係が「行かなくていい」と止めていたのに、橋を渡って部屋に戻るなり角を振り上げて、それまで仲良くエサを食べていた3頭を追っ払ってしまいました。今まで自分が「ふぶき」からやられていたことを後輩たちにしてしまったのです・・・右写真はは「おかか」に脅された「ひじき」と「しじみ」。「しじみ」は割と大きな干し草の塊をくわえていたのが幸いしました。その後しばらくして、3頭は再び橋をトコトコ渡って、先ほどまで「おかか」がいた場所で、本来「おかか」が食べるはずだった干し草をお腹いっぱい食べました。
「おかか」の一本橋渡りですが、始めてまだ半年ちょっとなのに、依然と比べると足さばきがかなり軽快になりました。ひょいと橋に飛び乗り、タッタッタッと早足で橋を渡り、ものすごい勢いで階段を降りました(カメラが追いつかず、ひどく斜めになっている)。
やっぱり絵になる「おかか」の晴れ姿。春先は、おっかなびっくり、イヤイヤ渡っていた感じだったのに・・・。大したものです~♪
レッサーパンダも、運動場にある一本橋をよく渡っています。【フィットネスクラブおかか】に入会しているかもしれません。
人なつこい「小町」。今日はこのへんで・・・
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