昭和62(1987)年2月、宮脇俊三氏は高架橋を眺めるためにここを歩いている。灯子さんは、
サッパ舟で有名な「十二橋」を通るルートが面白そうなので父と同じルートをたどったそうだが、
自分も彼女に倣って同じルートを歩くことにした。
田んぼの上に一直線に架かった高架橋は、あまり見慣れない光景のせいか、とても新鮮だった。
(左上)見晴らし台のような十二橋駅のホームでしばし佇む。特急電車が左から右へ一直線に駅を通り過ぎていった。それを見送るのも楽しい。
(右中)水田の海に浮かぶ船にも見える十二橋駅。お気に入りの場所がまた増えた。
(左下)ところどころ蔦の絡まる高架橋。高架橋に沿って次駅の潮来に向かって歩き始めた。
(まだ9時前なのに)気温はうなぎ上りに上昇している感じ。でも、気持ちのいい風が終始吹いているため、
高架の下は実に快適!
その風を表現したくて、そよぐ柳にカメラを向けてみたのだけど・・・
水田を跨いだ高架橋は、この後やや右に曲がって常陸利根川を渡り、潮来駅に到る。ニワトリさんは、
高架橋と別れて十二橋に向かった。潮来の方角から金属音が響いてきて、佐原行のクハ115系が高架橋を
通り過ぎていった。二人も同じ音を聞き、同じ景色を見ただろうか? 時間です。スミマセン、続きは明日の夜に・・・
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