小さい頃。
それはそれで何かに悩んだり、嫌なことがあったりしたものだ。
それなりの悩みというもの。
今となっては何でもないけれども、その時はとても大きな悲しみだったり辛さだったりした。
僕は青という色が好きだ。
青空が好きだったから。
震災後、悲しい日々に見上げた空も青空は青空だった。
頭上に広がる青空は、毎日、絶対に変わっていたのに、いつでもどんな時も青空だった。
薄くても、濃くても、僕は青空が好きだった。
「世界は広く、こんなにも爽やかなのだ」
僕らは青空のもと、全力で汗をかきながら駆け抜けてきた。
いつか必ず、僕たちは死ぬ。
僕たちは、一度だけ生きる。
そして僕たちには未来をよくする義務がある。
今の子ども達にも、見上げたその先に青空があればよい。
希望に満ちたような、そんな青空が広がっていてくれればよい。
僕らはみんな、子どもだった。
今はもう、大きくなっちゃったけど。
LINEでイジメだなんだのと、LINEが悪いみたいに言ってるけどね。
少し違うと思う。
包丁も車も便利だが使い方を間違えると、人を傷つける。
言葉も。
全てがそうだと思う。
では、言葉をいい武器にすることも出来る。
人の心を撃ち抜くような、そんな言葉を書ければいいんだけども、そんなコピーを書ければいいんだけど、今の僕の精一杯です。
移植については、毎回、賛否が分かれます。
したくないならしないでいいから、この子や、この子の親の目につくようなところに書き込みをしたりしないでくれねぇかな。
その行為がカッコいいのかどうか、考えてみたら分かると思います。
寄付がカッコいいとかじゃない。
その、便所の落書きみたいなことはカッコ悪いと思う。
近くでしてる人がいたら、みんなで笑ってやればいい。
悪趣味だからやめなさいと言ってあげて欲しい。
救う会を立ち上げる際、ヨコシンに言われて僕も参加した。
「当事者は言いたくても言えないことがある。それは俺が全部言う。僕がお二人の傘になる。お二人はタマちゃんの傘になれ。」
その時のお母さんの涙が忘れられない。
辛かったのだ、きっと。
わからないけれど、想像するしかない。
その日の夜に僕は激励の意味も込めて言葉を書きました。
それが、今回の活動のメインコピーとなっています。
ゆうとは、僕のコピーの通りに僕の息子達と仲良くしてる。
「彼は、僕の子どもたちの親友になるかもしれない。」
ほらね、その通りになった。
未来は、選んだ方に進む。
どうか、先ずは知って頂きたい。
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『なんでもない日をプレゼントしよう。』
彼女は、いつか遠くない未来で僕の息子の奥さんになるかもしれない。
僕にとって、今は特別ではない環ちゃん。
だけど、家族になる可能性だってあるんです。
僕の妻とケンカをするかもしれないね。
僕の息子と大ゲンカをするかもしれない。
でもそれ以上の幸せを運んでくれるかもしれない。
どうなるのかなんて、誰にも分からない。
僕にとって、いつか特別な人になる可能性はゼロではないのです。
彼女の可能性は無限です。
なんにでもなれます。
生きていれば、なんにでも。
僕ら宮城の人間は、そのことをよく知ってる。
でも。
ホントのこと言うと、特別になんかならなくていい。
彼女のパパとママにとって、特別な子のままであれば。
僕達は、その手助けが出来る。
なんでもない日が、本当に特別なんだと僕たちは知っています。
なんでもない日を、プレゼントしよう。
「かもしれない」に期待しよう。
僕らの未来は、僕らが変えられる。
彼女がいる未来の方が、僕はいい。
彼女は『たまちゃん』
たまちゃんに、なんでもない日をプレゼントしよう。
サンタみたいに名乗らずにさ。
かっこいいじゃないの。
そしたら、みんなで乾杯しよう。
それぞれ、大切な人と一緒に。
それぞれのお家で。
同じ時間に。
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もう一度。
僕は青空が好き。
小さな悩みもありました。
鰻とかオムライスとか、ナポリタンも好き。
たまちゃんが、大人になって、
「やっぱ蕎麦だね。」
とか言って欲しい。
小さな悩みで大いに悩んでもらいたい。
好きな子にフラれるも良し。
自転車でこけて大怪我するも良し。
そんな、なんでもない日を僕らはプレゼント出来ます。
ゆうともそう。
AKBの後藤さんもそう。
未来はなんとでもなるわい。
でも、あまり時間がないので明日行こうとかは無しにして今日行こう。
銀行。
ね。
お父さんお母さんは言えないから、言うぞ。
「銀行!行くぞ今日!」
僕はね、一億円あげる!っていう人を三人探そうと思うよ。
救う会のサイト。
http://tamakichan.net/
それと、ヨコシンのブログ。
http://s.ameblo.jp/yokoshin228/entry-12139168969.html