りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

今宵はブリティッシュ・ロックのビンテージ・イヤー1973年モノをじっくりと味わいたい。

2013-04-05 21:33:20 | ロック

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 今月のロッキン・オンの特集は「ピンク・フロイド 狂気から40年。今、その全史を刻む。」とあるように、今年は「狂気」リリースから40周年な訳だが、この1973年というのはフロイドの「狂気」だけでなく、ブリティッシュ・ロックの傑作アルバムが次々にリリースされた、まさにアタリ年、ワインで言うと「ビンテージ・イヤー」という感じ。

 特に俗にプログレッシヴ・ロックのフィールドでは本当に傑作アルバムだらけなのに改めて驚かされる。

 いわゆる5大バンドではフロイドの「狂気」を始め、クリムゾンの「太陽と戦慄」、ELPの「恐怖の頭脳改革」、ジェネシスの「月影の騎士」、それにイエスの「イエス・ソングス」(と「海洋地形学の物語」これは除外かな?)という傑作アルバムが集中しているし、ヴァージン・レーベル第1弾アルバムであるマイク・オールドフィールドの「チューブラー・ベルズ」も73年のリリース。

 73年をピークとしてプログレッシヴ・ロックは行き詰まり、その後、一気にマイナー・ミュージックへと転げ落ちていく訳だが、60年代末から70年代初期にかけて、凄まじい勢いでブリティッシュ・ロックが進化していった時期を生で体験できた人は本当に幸せだったんじゃないかな…と思ってしまう。(あと10年、否、あと5年早く生まれてきたかった…って感じ。)

 まぁ、そんなことを言っても詮無いこと。我々としては、その当時のマスター・ピースが、最新技術でリマスターされ、超高品質なサウンドで楽しめる…ということをありがたく思わなければならないのかもしれない。

 今日は週末金曜日、ワインでも飲みながら、73年に発表された傑作たちを聴いて、長い夜を過ごしたい…と思う次第である。


20年ぶりの「ロッキン・オン」購入。 「ロッキン・オン」で人生狂った?人多いんじゃないかな…。(笑)

2013-04-05 21:10:24 | 

 今回、「ロッキン・オン」を買ったのは本当に久々、ほとんど20年振り。

 「ロッキン・オン」については、中1から就職してしばらくの間の10年余り、毎月欠かさず買っていた…という感じなので、自分の人格形成に決定的な影響を与えたのは事実。

 「ロッキン・オン」の場合、音楽雑誌と言うよりも、思想誌(?)という側面があり、ロッキン・オンを読んでいた…という方に会うと、捻くれているとまでは言わないが、ちょっと斜めから批判的に物事を見る…という感じの方が多いような気がする。(やっぱり偏見かな?)

 まぁ、私もロッキン・オンやサウンド・ストリートなどに出会うことなく中学・高校時代を過ごしていれば、また全然違う健全な?人生を送っていたのかもしれない…と言う気がする。

 たまたま「土井まさるのポップス・ナンバー1」というラジオ番組に出会ってロックを聴き始め、「ロッキン・オン」を書店で発見して、ロックにのめり込み…と人生は偶然の連続で変わっていくのかな…などと考えてしまった「ロッキン・オン」20年ぶりの購入だった。